正直なところ、anan表紙を見た瞬間、思わず声が出た。
Snow Manの岩本照さんとTravis Japanの松田元太さん——グループも世代も違うふたりが、まるで長年の相棒みたいな顔をして並んでいる。
これは単なるコラボグラビアじゃない、何か新しい時代の幕開けのような予感がした。
ジャニーズ(現STARTO ENTERTAINMENT)という大きな事務所に所属するアーティストたちが、グループの枠を飛び越えて一つのコンテンツを作り上げるというのは、ファンにとっても特別な体験になるはず。
anan2489号(3月25日発売)の特集テーマは「推し旅2026・春」。旅と推しをかけあわせたこの特集に、岩本さんと松田さんのバディが選ばれたこと自体、この組み合わせの特別さを物語っている。
目次
最強バディ誕生の舞台裏——ビーチ・アジア・シティを駆け巡った撮影現場の空気
緊張感ゼロの現場が生んだ”兄弟みたいな距離感”
岩本さんにとって松田さんは後輩。
松田さんにとって岩本さんは事務所の大先輩。
こう聞くと撮影現場はどこかピリッとした空気を想像してしまいそうだけれど、実際はまるで逆だったらしい。
岩本さんが持つ独特の”アニキ”力——あの包み込むような自然体の存在感——が現場の温度を上げた。
松田さん側でいえば、あの人懐っこい”愛され”力。このふたつが化学反応を起こすと、たちまち兄弟みたいな和やかな空気が生まれてしまう。…すごい!
3つの旅シチュエーションが映した”表現者”としての凄み
撮影はビーチサイドのリゾート、湿度高めのアジア、夜景を背景にしたシティという3つのシチュエーションで行われた。
リゾートでは水鉄砲で攻撃し合ったり、浮輪で戯れたり、ただただ楽しそうなのだけれど——その”楽しそう”が計算ではなくて、ちゃんと本物の空気感として写真に宿っている点が尋常じゃない。
アジアのシーンになると一転、汗や湿度を感じるような密な距離感で怪しい企てを予感させる表情。
シティのカットでは大人の色気が滲み出るクールなポージング。
「同じふたりが撮ってるのか?」と目を疑いたくなるほど、それぞれのシーンで別の物語が立ち上がっている。これが”最強バディ”と呼ばれる所以だ。
ドラマ『カラちゃんとシトーさんと、』——サウナ×グルメという”新感覚ヒーリング”の正体
ファッションモデルとヘアスタイリスト凸凹コンビの旅が始まる
3月28日よりAmazon Prime Videoで独占配信スタートとなるこのドラマ。
岩本さんが演じるのは美食家のファッションモデル”カラちゃん”こと加良木蒼、松田さんが演じるのはサウナを愛するヘアスタイリスト”シトーさん”こと紫桃みちる。
この組み合わせ、なんだか絶妙じゃないですか?
美食とサウナ。
一見バラバラに見えて、どちらも「究極の快楽をひたすら追求する人種」という意味では恐ろしく似ている。
旅先でサウナに入り、その土地のグルメを食べる——心身をとことん癒す新感覚のヒーリングドラマ、という触れ込みも納得の設定だ。
岩本照と松田元太のキャラクター設定に垣間見えるリアル
個人的に気になるのは、この役柄の設定が持つリアリティ。
岩本さんといえば、Snow Man内でのクールでシャープなイメージが先行しがち。
それをスーパーモデルという設定でさらに磨きをかけつつ、”美味しいものが大好き”という庶民的な愛嬌をのせた”カラちゃん”は、まさに岩本さんのギャップをうまく活かしたキャラクターだと思う。
一方の松田さんは、Travis Japan内でもキャラが強い、いい意味でちょっと変わった空気を持つ人。
サウナ愛に命をかける”シトーさん”という役が、どこか松田さんの体温に重なって見えてしまうのは私だけだろうか。
実をいうと、ドラマの存在を知ったとき真っ先にこれは当たると確信した。
▼高野水登さん原作漫画は全23巻(Kindle版など)で展開されており、日々の疲れを癒やしたい読者や視聴者から広く支持されています。

『カラちゃんとシトーさんと、』Kindle版
イケメンコンビが全国のプライベートサウナを巡りながら、楽しいやりとりや美味しいごはんを楽しむ。忙しい日々の癒しや個人の時間を大切にする素敵な付き合い方や気軽な旅行の楽しみ方を紹介。読めば元気が出る作品で、心も体もリフレッシュできる。<全2巻 | 全23話>
¥2,574(税込)
『カラちゃんとシトーさんと、』 あらすじ
『カラちゃんとシトーさんと、』は、高野水登(原作)とフトンチラシ(漫画)による、美味しいもの好きなモデル・カラちゃんと、サウナ愛好家な美容師・シトーさんの正反対コンビが、全国のサウナと絶品グルメを巡るヒーリング漫画・ドラマです。
2026年3月に実写ドラマ化(岩本照×松田元太)されます。
- カラちゃん(演:岩本照):美味しいものが大好きなファッションモデル。
- シトーさん(演:松田元太):サウナをこよなく愛するヘアスタイリスト。
性格も趣味も正反対な二人が、休日を利用して日本各地のプライベートサウナを旅します。
サウナで心身を“ととのえ”、その土地の美味しい食事を堪能しながら、日常の小さな悩みや仕事の愚痴を共有し合う、ゆるくて癒される“ヒーリングストーリー”です。
推し旅特集との共鳴——春の旅とふたりの関係性
旅するふたりが語る”グループ内の名バディ”
ananのインタビューでは、ふたりがそれぞれ自分のグループ内における”名バディ”についても語っている。
グループ愛が伝わるこの話、読んでいてなんだかこちらまで温かくなってしまった。
Snow ManもTravis Japanも、外から見ているとグループ全体の仲の良さがにじみ出ているけれど、メンバーそれぞれの”相棒”という視点で語られると、また別の景色が見える。
岩本さんが誰を名バディとして挙げたか、松田さんがどんな言葉でグループを語ったか——これは本誌を手に取って自分の目で確かめてほしい。
敗から学んだ”推し旅”の教訓——計画しすぎた旅の話
ここで少し、自分の話をさせてほしい。
数年前、とある男性アイドルのライブを見るために遠征したとき、せっかく行くならその土地を全部巡ろうと詰め込みすぎた旅程を組んだ。
朝6時起き、観光地3か所、グルメスポット5店、そしてライブ——完璧なはずだった計画は、2か所目の観光地でもう疲れ果てて崩壊した。
ライブ本番を前に足がパンパン、気力も半分以下。
大好きなパフォーマンスを観ているのに、頭の中はもう帰りたいだった。
あれは本当に反省した。
推し旅の本質は”詰め込むこと”じゃなくて、”余白をつくること”だとそのとき悟った。
萩・津和野のレトロな街並みをのんびり歩いたり、奥多摩の自然の中に何もしない時間を置いたり——今回のanan特集が提案する旅のスタイルは、まさにその余白の使い方がうまい。
ドラマから飛び出す”カラちゃん”と”シトーさん”——今後のanan展開にも注目
スペシャルコラボが示す、新しいエンタメの形
今回のフォトセッションはドラマとのスペシャルコラボという位置づけでもある。
今後、岩本さんが演じるカラちゃん、松田さんが演じるシトーさんが、キャラクターごとにananに登場する可能性が示されている。
つまり”岩本照”ではなく”カラちゃん”としてananに載るかもしれない。
これは新しいぞ。
ドラマと雑誌が同じ世界線を共有して動いていく、このクロスメディアな展開の楽しさは、推し活文化と雑誌が交差するこの時代ならではのもの。
個人的な偏見と確信——このバディは長く続くべきだ
私は正直、ジャニーズ系のグループを跨いだコラボにはいつも半信半疑だった。
ファンの棲み分けが強い世界で、違うグループのメンバーが組むと、どうしても企画感が先立ってしまうことが多かったから。
でもこのふたり、全然違う。
現場が和やかだったという事実がすべてを語っている。作られたケミストリーではなく、天然のケミストリーがそこにあった。
anan誌面のグラビアはその証拠であり、ドラマの画面もきっとそれを映しているはず。
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まだなら、このドラマを機に入ってみる価値は十分すぎるほどある。
岩本照と松田元太。この組み合わせがこれっきりで終わるのはもったいない——というより、終わってほしくない。
ドラマが終わっても、いつかまた違う形でふたりが同じフレームに収まる日が来てほしい。
それはファンのわがままではなく、このバディが持つポテンシャルへの確信だ。
Spring 2026は、このふたりとともに巡る旅になりそうだ。
anan2489号「推し旅2026・春」は2026年3月25日(水)発売。
ドラマ『カラちゃんとシトーさんと、』はAmazon Prime Videoにて3月28日より独占配信。
