岩手県の静かな町、浄法寺町(じょうぼうじちょう)にある「うろこ滝」が、SNSを中心に話題になりました。
その理由は、大人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する“鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)”の名前と重なること。自然の中にひっそりと佇む小さな滝が、作品ファンの間で“聖地”として注目されているのです。
この記事では、そんな「うろこ滝」の魅力から、浄法寺町の観光スポットや名物グルメをたっぷりご紹介します。「鬼滅ファン」も「自然好き」もきっと楽しめる内容です。
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✅ 記事のポイント
- 鬼滅の登場人物と同名「うろこ滝」がSNSで話題に
- 名前の由来は岩肌を伝う水の流れが“うろこ”のように見えるから
- 浄法寺町は漆器文化の中心で、国産漆の一大産地
- 「鬼滅の刃」と「漆」のつながりも人気の理由
- 滝以外にも体験・温泉・グルメ・祭りなど観光スポット多数
- 二戸エリアの創作料理「ぶっとべ料理」も注目
鬼滅ファンの間でバズった「うろこ滝」ってどんなところ?
岩手県の北部に位置する浄法寺町の「うろこ滝」は、高さ約7メートルの小さな滝です。豪快な大滝ではありませんが、その静けさと美しさに、多くの人が癒やされてきました。
「うろこ滝」の名の由来は、岩肌を伝って流れる清らかな水が、まるで魚のうろこのように見えることから。「自然の芸術」ともいえる繊細な流れが、訪れる人の心を穏やかにしてくれます。
最近では、アニメ「鬼滅の刃」に登場する“鱗滝左近次”と名前が同じことから、SNSでファンの間に話題が拡散。作中に出てくる“漆”と浄法寺の特産品“漆器”との縁もあり、「聖地」として訪れる人が急増中です。
「鬼滅の刃」と漆の意外なつながりとは?
「うろこ滝」が注目される理由は名前だけではありません。作品内では、剣士たちが身につける“呼吸”や刀の技に「漆黒」など“漆”を想起させるキーワードが登場します。
実は、浄法寺町は“国産漆”の生産量が日本一を誇る町。漆器「浄法寺塗り」はユネスコの無形文化遺産登録も進んでいるほど、伝統と技術が息づく地域です。
この偶然の重なりに、鬼滅ファンの心がくすぐられたのかもしれませんね。
うろこ滝の場所はここ!
住所:〒028-6100
岩手県二戸市浄法寺町小又
アクセス:県道二戸五日市線「浄法寺バイパス」から八幡平市方面へ。
「小又・谷地屋敷」と書かれた小さな看板を左折し、約200m進むと「うろこ滝」に到着します。
滝の近くまで階段が整備されておりますが足元には十分ご注意を。
早朝は人が少なく、静かに楽しめる時間帯なので「早めの訪問」が断然おすすめです。
浄法寺エリアは「漆」にふれる見どころ満載のスポット
岩手県二戸市の浄法寺(じょうぼうじ)地区は、古くから高品質な漆の産地として知られています。かつては天台寺の僧侶たちが漆器を作り、「御山御器(おやまごき)」として人々の暮らしに根付いていきました。その伝統は、今もなお受け継がれています。
現在、日本国内で使われる漆の約98%は外国産ですが、残りわずかな国産漆のうち、6割以上がこの浄法寺産です。「浄法寺漆」は、京都の金閣寺や中尊寺金色堂、日光の二社一寺といった世界遺産級の文化財の修復・保護にも用いられており、日本文化を支える貴重な存在となっています。
以下は「漆」にふれることのできるスッポトの紹介です。
滴生舎(てきせいしゃ)で漆塗り体験

岩手県二戸市の「滴生舎」は、国産漆の約70%を生産する浄法寺漆を使った漆器や工芸品を展示販売する施設です。併設された工房では、漆器製作の様子をガラス越しに見学でき、漆絵付け体験も楽しめます。シンプルで実用的な浄法寺塗の魅力を、ぜひ現地で体感してみてください。
滴生舎
・住所:二戸市浄法寺町御山中前田23-6
・TEL:0195-38-2511
・営業時間:8:30~17:00
・定休日/火曜日、年末年始
・ホームページ→ http://urushi-joboji.com/life/tekiseisha
天台寺で歴史と心を感じる時間

奈良時代の728年に創建された「天台寺」は、東北でも最も古いお寺のひとつ。
名誉住職だった瀬戸内寂聴さんの青空説法も行われました。本堂は国の重要文化財に指定されており、黒漆や朱漆で仕上げられた内陣奥の大型厨子や漆絵立花図など、漆塗の文化財が多く残されています。拝観料は500円で、中学生以下は無料です。
天台寺
・住所:二戸市浄法寺町御山久保33
・TEL:0195-38-2500
・開館時間: 9:00~17:00
(11月~3月16:00まで)
・ホームページURLhttp://www.tendaiji.or.jp/
天台寺復興の立役者の瀬戸内寂聴記念館・漆絵皿展示室

岩手県二戸市の天台寺には、小説家であり名誉住職でもあった瀬戸内寂聴師をしのぶ記念館があります。
館内には、彼女の書斎や遠藤周作氏への出家告知の手紙、著書などが展示されており、その生涯と思想に触れることができます。隣接する漆絵皿展示室では、素朴で伝統的な絵柄の漆器も楽しめます。
浄法寺総合支所
・住所:二戸市浄法寺町下前田37-4(浄法寺総合支所2F)
・TEL : 0195-38-2211(浄法寺総合支所)
・開館時間:10:00〜17:00
・ホームページURLhttps://www.ninohe-kanko.com/kanko_spot/2163
浄法寺うるし林

岩手県二戸市の「ふるさと文化財の森」に指定された約4ヘクタールの漆林では、6月から10月にかけて漆掻き作業の様子を見学できることがあります。訪問時は、ウルシの木に近づいたり触れたりしないよう注意し、肌の露出を避ける服装をおすすめします。
浄法寺うるし林
アクセスはこちら
・住所:二戸市浄法寺町明神沢地内
・見学自由(冬季は積雪のため見学不可)
・TEL:0195-38-4472(二戸市漆の郷づくり推進課)
浄法寺歴史民俗資料館で浄法寺漆の歴史を学ぶ

岩手県二戸市の資料館では、浄法寺の漆文化に関する貴重な資料を展示しています。伝統的な漆採取の道具や古い漆器などがあり、浄法寺塗の歴史を学べます。入館料は一般210円、学生110円(団体割引あり)です。
浄法寺歴史民俗資料館
・住所:二戸市浄法寺町御山久保35
・TEL:0195-38-3464
・開館時間 9:00~16:30まで
・休館日 月曜日、祝日の翌日、年末年始
・ホームページURLhttp://www.edu.city.ninohe.iwate.jp/~maibun/j-index.html
天台の湯でほっと一息

岩手県二戸市の「稲庭交流センター天台の湯」では、天井や壁に100%浄法寺漆を施した漆塗りの部屋で宿泊や休憩が可能です。準天然トロン温泉で疲れを癒し、併設のレストランで食事も楽しめます。アットホームな雰囲気と、地元スタッフの温かさが魅力の温泉施設です。まるで故郷に帰ってきたような、ほっとする時間が流れています。
稲庭交流センター天台の湯
・住所:二戸市浄法寺町野黒沢133-1
・TEL:0195-38-3222
・ホームページURLhttps://tendainoyu.co.jp/
うるし職人御用達の温泉浄法寺冷泉海上の湯

岩手県二戸市の浄法寺町老人福祉センター内には、含二酸化炭素ナトリウム塩化物泉の温泉があります。皮膚病ややけどの治療に効果があるとされ、漆職人たちが肌を癒すために訪れる場所として親しまれています。
浄法寺冷泉海上の湯
・住所:二戸市浄法寺町海上前田6-10
・TEL:0195-38-3041
・営業時間:9:00~15:30 (月曜定休)
ご当地グルメ!「ぶっとべ料理」ってなに?

岩手県二戸市が誇るご当地グルメ「ぶっとべ」は、地元の若手料理人たちが2013年に考案した創作料理です。
その名は、地元特産の「ぶた(豚肉)」「とり(鶏肉)」「べこ(牛肉)」の頭文字を組み合わせたもので、三種の肉を一皿に融合させた驚きのメニューです。つなぎには雑穀を使用し、風味と食感のバランスが絶妙に仕上げられています。
「ぶっとべ」は、地域の食材を活かしたユニークな料理として、地元の食堂やイベントで提供され、二戸市の食文化を盛り上げています。
「ぶ」=ぶた、「と」=とり、「べ」=べこ(=牛)というユニークなネーミングにも、岩手ならではの愛着を感じます。ちょっと贅沢な味なので、お土産や記念の一食にもおすすめです。
まとめ
岩手県二戸市浄法寺町の「うろこ滝」は、人気アニメ『鬼滅の刃』の登場人物・鱗滝左近次と同名であることから、SNSを中心に話題となっています。
滝の名前は、岩肌を流れる水が魚のうろこのように見えることに由来し、地元では古くから親しまれてきました。
さらに、浄法寺町は国産漆の一大産地であり、アニメの技「漆ノ型」との共通点も注目されています。自然美と文化が融合したこの地は、まさに“リアル鬼滅スポット”として、多くのファンや観光客を魅了しています。
美しい自然、癒やしの滝、深い歴史、そしておいしいグルメと心あたたまる人々。ぜひこの機会に、岩手・浄法寺町を訪れてみてはいかがでしょうか?
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