洗濯物の取り込み時間は14時がカギ!その理由とは?

洗濯物を干したはいいけど、いったい何時に取り込むのが一番いいんだろう?と、ふと疑問に思ったことはありませんか。

洗濯物を取り込む時間は、ただ乾けばいいというわけではないんです。タイミングを少し間違えるだけで、せっかく洗った衣類に生乾き臭がついたり、花粉やホコリまみれになったりすることも。

この記事では、洗濯物は何時に取り込むのがベストなのか、その理由から季節・天気別の最適なタイミング、対処法まで、わかりやすく解説していきます。

洗濯物の取り込み時間は14時がカギ!

洗濯物を取り込む時間って、実はとても大切なんです。なぜなら、取り込むタイミングひとつで、洗濯物の仕上がりが大きく変わってくるからなんですね。

洗濯物が最も効率よく乾くゴールデンタイムは、午前10時から午後2時ごろといわれています。この時間帯は、気温がぐんぐん上がると同時に湿度も下がってくるため、水分が蒸発しやすい絶好のコンディションなのです。

ここでは、その具体的な理由を4つのポイントから、やさしく解説していきます。

日照時間と乾燥の関係

洗濯物を乾かす一番の味方は、なんといってもお日様の光です。

太陽の光が一番強くなるのは、だいたい午前10時から午後2時ごろ。

この時間帯は気温もぐんぐん上がって、空気中の湿度が低くなるので、洗濯物に含まれる水分がとても蒸発しやすくなります。まさに、洗濯物を乾かすためのゴールデンタイムといえるでしょう。

この時間に外に干しておくと、水分が効率よく飛んで、カラッと気持ちよく乾きあがります。

さらに、太陽の光に含まれる紫外線には、菌の繁殖をおさえるうれしい効果も期待できるんですよ。

せっかくお洗濯するなら、この太陽の恵みを最大限に活用しない手はありません。

だからこそ、日照時間を意識して干し、そして取り込むことが、ふんわりとした理想の仕上がりへの近道になるのです。

カビ・生乾き臭の原因になる取り込みの遅れ

夕方まで干しておけば、もっと乾くかな?…と思って、洗濯物を取り込むのがつい遅くなってしまうことがありますよね。

実はこれが生乾き臭の大きな原因になることがあるんです。

日が傾きはじめる午後3時をすぎると、気温はだんだんと下がっていき、逆に空気中の湿度は高くなっていきます。

そうすると、せっかく乾きかけていた洗濯物が、空気中の湿気を再び吸い込んでしまう「湿気戻り」という現象が起きてしまうのです。

この湿気は、雑菌が繁殖するための絶好の環境をつくりだします。雑菌が増えると、あのイヤ~な生乾きのニオイが発生したり、ときには黒いポツポツとしたカビの原因になったりすることも。

お洗濯でせっかくきれいにしたのに、取り込みが遅れたせいで臭くなってしまっては、悲しいですよね。

だからこそ、湿度が上がる前に取り込むことが大切になります。

外干しによる花粉やPM2.5の付着リスク

晴れた日に外で干した洗濯物は、太陽の香りがして気持ちいいものですが、目に見えないやっかいなものが付着するリスクも考えなくてはなりません。

その代表が、花粉やPM2.5です。これらは、一日の中でも飛散量が多くなる時間帯があるといわれています。

たとえば花粉は、気温が上がるお昼前後と、日が落ちて空気が対流する夕方ごろに飛散のピークを迎えることが多いです。

長時間、洗濯物を外に干しっぱなしにしていると、それだけ多くの花粉やPM2.5が繊維のすき間に入り込んでしまいます。

花粉症の方にとっては、取り込んだ洗濯物が原因で症状が悪化することもありえるので、とくに注意が必要ですね。

アレルギーがない方でも、微細な粒子を家の中に持ち込んでしまうのは、あまり気持ちのいいものではありません。

これらのリスクをへらすためにも、洗濯物を取り込む時間はとても重要だといえるでしょう。

防犯・防災面から見る早めの取り込みの必要性

洗濯物を取り込む時間は、実はご家庭の安全にも関わってくるんです。夜遅くまで洗濯物が干しっぱなしになっていると、

「この家は日中留守にしている」

「夜も帰宅が遅いのかもしれない」

…といった生活パターンを、外にいる人へ知らせてしまうことにつながります。

これは、空き巣などの犯罪者に情報を与えてしまうことになりかねません。

とくに女性用の下着などを干している場合は、盗難のリスクも高まるため、暗くなる前には取り込むのが防犯の基本といえます。

また、防災という観点からも早めの取り込みは大切です。

近年は、突然のゲリラ豪雨や竜巻のような突風が増えています。日が暮れてからの天候の急変は気づきにくく、大切な衣類が飛ばされたり、汚れたりする可能性も。

安心して毎日をすごすためにも、洗濯物は明るいうちに取り込む習慣をつけることがおすすめです。

洗濯物を取り込むベストな時間は何時?

では、具体的に洗濯物は何時に取り込むのがベストなのでしょうか。

ここでは、季節や天気、そしてあなたのライフスタイルに合わせた最適な時間帯を考えていきましょう。

季節別の最適な取り込み時間

洗濯物の乾きやすさは、季節によって大きく変わります。洗濯物を取り込む一般的な時間を知って、季節ごとにベストなタイミングをつかみましょう。

春は、日差しが強くなりはじめますが、まだ空気がひんやりしている日や風が強い日も多い季節。

花粉の飛散もピークを迎えるため、飛散量が比較的少ない午前中に干しはじめ、お昼過ぎの14時ごろまでには取り込むのがおすすめです。


夏は、一年で最も洗濯物が乾きやすい季節です。日差しが強く気温も高いので、厚手のタオルでも短時間でカラッと乾きますね。

ただし、夕立の心配があるため、油断は禁物。もっとも乾きやすい14時ごろまでには取り込んでおくと安心です。


秋は、だんだんと日が短くなってくるのが特徴。日中の気持ちのいい日差しを有効活用するために、朝早めに干して、気温が下がりはじめる15時ごろには取り込むように心がけましょう。


冬は、日照時間が短く気温も低いため、洗濯物が非常に乾きにくい季節です。少しでも太陽が出ている時間を活かすため、日が一番高くなるお昼ごろをピークに干し、14時ごろの早めの時間に取り込むのがベストです。

乾ききらない場合は、部屋干しで仕上げる工夫も必要になります。

天気別の最適な取り込み時間

お天気によっても、洗濯物を取り込む時間は変わってきます。

それぞれの天気に合わせた対応方法を知っておくと、毎日のお洗濯がぐっと楽になります。


まず、洗濯物を取り込む晴れの日のベストタイミングですが、これは文句なしに「14時」が目安です。

午前10時から午後2時までが太陽の光が最も強く、効率よく乾かせます。このゴールデンタイムを活かし、湿度が上がる前に取り込むのが理想的ですね。


次に、洗濯物を取り込む曇りの日の場合。日差しは期待できませんが、風がある日なら意外と乾くものです。ただし、晴れの日よりは時間がかかるので、少し長めに干す必要があります。

湿気戻りを防ぐためにも、やはり15時ごろまでには取り込みたいところ。もし乾きが悪いようなら、無理せず早めに部屋干しに切り替える判断も大切です。


最後に、洗濯物を取り込む雨の日ですが、これは基本的に外干しはあきらめて、部屋干し一択となります。

その際は、扇風機やサーキュレーターで風を当てたり、除湿器やエアコンのドライ機能を活用したりすると、生乾き臭を防ぎながら効率よく乾かすことができます。

浴室乾燥機があるご家庭では、積極的に活用するのが一番ですね。

共働きや帰宅が遅い場合の最適な取り込み時間

理想の時間がわかっても、仕事でその時間には家にいないという方も多いのではないでしょうか。

共働きのご家庭や、帰宅がどうしても夜になってしまう場合でも、工夫しだいで快適にお洗濯はできます。

一番のおすすめは、やはり部屋干しです。朝、家を出る前に室内に干しておけば、天気の急変や花粉、防犯面の心配もありません。

その際、衣類どうしの間隔をしっかりあけて、扇風機などで風の流れをつくってあげると、ただ干すよりも格段に乾きが早くなります。

タイマー機能付きの除湿機や浴室乾燥機があれば、帰宅する時間に合わせてセットしておくのも賢い方法です。

どうしても外に干したい場合は、朝干して、帰宅後すぐに取り込むことになりますが、夜露で湿気てしまうことも。

そんな時は、取り込んだあとに一度部屋で少し干したり、乾燥機に短時間かけたりすると、湿気を飛ばすことができます。

あなたの生活リズムに合わせた無理のない方法を見つけることが、長く続けるコツです。

洗濯物は何時に取り込む?よくあるQ&A

ここでは、洗濯物を取り込む時間に関する、みなさんからよく寄せられる質問にお答えしていきます。

これで、あなたの疑問もスッキリ解消するはずです。

洗濯物を夜に取り込むのはNG?

洗濯物を夜に取り込むのは、やっぱりダメなの?という質問はとても多いです。結論からいうと、できれば避けたほうがベターというのが答えになります。

その理由はいくつかあります。

まず、夜は日中と比べて気温が下がり、空気中の湿度が高くなるため、せっかく乾いた洗濯物が湿気を吸ってしまいやすいからです。これが生乾き臭の原因になってしまいます。

また、夜は蛾や羽虫などの虫が洗濯物に寄ってきたり、卵を産みつけたりする可能性もゼロではありません。

さらに、防犯の観点からも、夜間に洗濯物が出しっぱなしになっているのは、あまり好ましくないでしょう。

とはいえ、生活スタイルの関係でどうしても夜しか取り込めない場合もあります。

その際は、取り込んだ洗濯物をすぐにたたまず、一度部屋の中でハンガーにかけ直して、扇風機などで少し風を当ててあげると、余分な湿気を飛ばすことができます。

少しの手間で、仕上がりが変わってきます。

取り込み忘れを防ぐ工夫とは?

天気がいいからと干したのに、気づいたら夜になっていた…なんて、うっかり取り込み忘れてしまうこと、誰にでも経験があるのではないでしょうか。

そんな「うっかり」を防ぐための、簡単な工夫をいくつかご紹介します。

一番手軽で効果的なのは、スマートフォンのアラームやリマインダー機能を活用することです。

「14時に洗濯物を取り込む」などとセットしておけば、忘れる心配がぐっと減ります。

また、日々の生活のルーティンに組み込んでしまうのもいい方法です。

夕食の準備をはじめる前に、まず洗濯物を取り込むとか子どもが学校から帰ってきたら、一緒に取り込むというように、なにかの行動とセットで覚えておくと、自然と習慣になっていきます。

洗濯物を取り込むためのカゴを目立つ場所に置いておく、というのも視覚的に思い出させてくれるので効果的ですね。

自分に合った方法を見つけて、取り込み忘れを防ぎましょう。

急な雨の時どう対処するのがベスト?

お天気が変わりやすい季節に、外出先で急な雨に降られて焦ってしまうことも…。

急な雨の時のベストな対処法は、状況によって変わってきます。

もし在宅中に雨が降り出したら、なによりもまず、すぐに洗濯物を家の中に取り込むのが最優先です。

少し濡れてしまった程度なら、乾いたタオルで水気をよく拭き取ってから、部屋干しに切り替えましょう。

扇風機を当てたり、アイロンをかけたりすると、早く乾かすことができます。

問題は、外出中に雨に降られてしまった場合です。こうした場合に備えて、普段から天気予報をこまめにチェックする習慣をつけておくことが、一番の対策になります。

また、最近では、ベランダの物干し竿ごと覆える洗濯物保護カバーといった便利グッズも市販されています。

雨が降りそうな日に出かける際には、こうしたアイテムを活用するのも賢い選択といえるでしょう。

まとめ

今回は、洗濯物は何時に取り込むのがベストなのか、さまざまな角度から詳しく見てきました。

洗濯物を取り込む時間は、ただ乾かすだけでなく、生乾き臭やカビの防止、花粉やPM2.5の付着リスクの軽減、さらには防犯・防災といった面でも非常に重要な役割を果たしていることが、おわかりいただけたかと思います。

基本的には、太陽の力が最も強い午後2時ごろまでが、取り込みのゴールデンタイムです。

外干しと部屋干しを上手に使い分け、便利なグッズも活用しながら、あなたにとってのベストな洗濯物の取り込み時間のタイミングをつかんでください。