楽しみにしていた美容院帰り、鏡を見てショックを受けてしまった……そんな経験はありませんか?
思っていたより暗すぎたり、逆に派手になりすぎたり。勇気を出してオーダーしたのに、理想とは違う仕上がりになると、明日から外に出るのも憂鬱になってしまいますよね。
「同じお店でやり直してもらうのは気まずい」
「でも、別のお店に行ってさらに失敗したらどうしよう」
…と、一人で悩んでしまうお気持ち、本当によくわかります。
結論からお伝えすると、カラーのやり直しを別の美容院にお願いすることは全く問題ありません。
むしろ、今の髪の状態やあなたの本当の理想を冷静に判断してもらうために、新しいプロの目を入れることはとても有効な選択肢です。
この記事では、カラーを失敗してしまったと感じたときにまず取るべき行動や、他店に相談する際の注意点、そして髪を労りながら理想の色に近づけるための技術的なポイントを分かりやすく解説します。
あなたの髪が一日も早く、心から好きだと思える色に戻るよう、一緒に解決策を見つけていきましょう。
目次
別の美容院でカラーやり直しはOK?失敗時にまずすべきこと

気まずさより納得感を優先していい理由
せっかくお金と時間をかけて染めたのに、納得がいかない仕上がりだと悲しいですよね。
同じ美容院なら無料でお直しをしてくれる期間(一般的に1週間以内)がありますが、もし担当者とのコミュニケーションに不安を感じたり、技術的にここでは直せないかもと感じたりしたなら、無理に同じお店に行く必要はありません。
別の美容院へ行くことは、決して悪いことではなく、あなたが納得できる自分を取り戻すための前向きなステップです。
別の美容院に行くメリットとデメリット
他店へ行く最大のメリットは、まっさらな状態からカウンセリングを受けられることです。
前回の施術で何が原因だったのかを客観的に分析してもらえます。
一方で、デメリットとしては「新規料金がかかること」と「前回の使用薬剤が不明なため、慎重な判断が求められること」が挙げられます。
このバランスを考えて、自分にとって一番ストレスのない方法を選んでくださいね。
今の髪の状態を自撮りで記録しよう
別の美容院に相談することを決めたら、まずは明るい場所で自分の髪を撮影しておきましょう。
鏡で見ている色と、写真で客観的に見る色では印象が変わることがあります。
また、美容師さんに「この部分のこの色が気になっている」と正確に伝えるための強力な武器になります。
言葉で説明するのが難しいからこそ、視覚的な情報はとても大切です。
- カラーリングの染め直しをお願いする際は気になる部分と希望する色を明確に伝える
- 現在の髪色の状態を把握し明るさや色ムラ、退色の早さなど気になる点を説明する
- 元々希望していた髪色やお直し後の理想の髪色についても伝える
- 事前に見せたカラーチャートや写真を再提示すると美容師さんも仕上がりをイメージしやすくなる
カラー失敗の代表ケースと『他店で直せるか』の見極め方
美容院でカラーが気に入らなかった場合、悩むのは「今の美容院に再度行くべきか、それとも別のところに行った方がいいか」ということです。
どちらにもメリット・デメリットがありますので、状況に応じて選択することが重要です。
ケース1:明るすぎた・派手すぎた場合
このケースは、他店でも比較的修正しやすいパターンです。
トーンダウンという作業で、今の色味を落ち着かせるカラー剤を重ねていきます。
ただし、ただ暗くするだけでは濁った色になりやすいため、経験豊富な美容師さんに相談するのがベストです。
ケース2:暗すぎた・重すぎる印象になった場合
実は、暗すぎた色を明るくする方が少し難易度が高くなります。
髪に沈着した濃い色素を抜く必要があるからです。
洗浄力の強いシャンプーで数日様子を見るだけで解消する場合もありますが、すぐに変えたい場合は脱染剤という特別な薬を使うこともあります。
他店に相談する際は、いつ、どのくらいの暗さにしたかを正確に伝えてください。
ケース3:色ムラ・根元だけ明るい(逆プリン)場合
技術的なミスで起こりやすい色ムラは、修正に時間がかかります。
明るい部分と暗い部分で薬を使い分ける塗り分けが必要になるからです。
これは非常に繊細な作業なので、他店で直すならカラーが得意と公言しているサロンや、カラーリストが在籍しているお店を選ぶと安心です。
他店に染め直しを頼む前に確認するポイント
予約時に「やり直しの相談」であることを伝える
ホットペッパービューティーなどの備考欄や、電話予約の際に「他店でのカラーが希望と異なったため、修正をお願いしたい」と正直に伝えましょう。
あらかじめ伝えておくことで、美容師さんも十分なカウンセリング時間を確保して迎えてくれます。
飛び込みではなく、余裕を持って予約することが大切です。
前回の美容院で「何をしたか」をメモしておく
「ブリーチをしたか」「白髪染めの薬を使ったか」「パーマや縮毛矯正を同時にしたか」など、前回の施術内容は修正の合否を分ける重要なヒントになります。
特に、暗く染めた場合は「黒染め」に近い薬を使ったかどうかで、次に使える薬が変わってきます。
覚えている範囲でメモしておきましょう。
予算は少し多めに見積もっておく
他店での修正は、通常のカラー料金に加えて「メンテナンス料金」や「トリートメント代」が重なることがあります。
髪のダメージを最小限に抑えながら色を直すには、ケアが不可欠だからです。
お財布に余裕を持っていくか、事前に電話でおおよその見積もりを聞いておくと、当日慌てずに済みます。
カラーやり直しタイミング別の対処法
施術当日:焦って自分で染めるのは絶対にNG
今すぐどうにかしたい!…という気持ち、痛いほどわかります。
でも、市販のカラー剤を使って自分で染め直すのは絶対にやめてください。
美容院の薬と市販の薬が混ざると、予期せぬ化学反応で髪がボロボロになったり、変な色(緑色など)になったりするリスクがあります。
当日はまず、髪をしっかり乾かして落ち着いて観察することに専念しましょう。
翌日〜3日後:まずはカウンセリングだけでもOK
カラーは染めた直後よりも、2〜3日経ってから色が定着し、少しずつ馴染んでくるものです。
もし3日経ってもやっぱり鏡を見るのが辛いと感じるなら、それが他店へ行くタイミングです。
多くの美容院では、髪の体力を考えて1週間ほど空けることを勧める場合もありますが、まずは相談の予約を入れてしまいましょう。
1週間以上経過:色が抜けてきた段階での修正
1週間ほど経つと、染料が少し落ちてきて、本当の問題点(ムラがある、赤みが強いなど)が見えやすくなります。
このタイミングであれば、髪への負担を考慮した次のプランが立てやすくなります。
少し色が落ちれば気にならなくなるかと期待して待ってみたけれど、やっぱりダメだった……という場合も、遠慮なくプロに頼ってください。
施術側の『やり直し方法』解説
「補色」を使って色味を打ち消す技術
例えば「オレンジっぽくなりすぎた」という失敗には、反対色である「青(アッシュ)」を重ねることで色味を中和させます。これを補色と言います。
この方法は髪を明るくする必要がないため、ダメージを抑えながら理想の色に近づけることができます。
「トーンダウン」と「トリーメントカラー」の両立
明るすぎた場合、色を落ち着かせるための薬剤を使いますが、この際にトリートメント成分が配合された「塩基性カラー」などを併用することもあります。
ダメージを最小限に抑えつつ、ツヤを出しながら色を補正する、美容師さんの腕の見せ所です。
「再ブリーチ」のリスクと覚悟
どうしても明るくしたい、あるいは色ムラがひどい場合には、再度ブリーチが必要になることもあります。
しかし、短期間での連続ブリーチは髪に多大な負担をかけ、最悪の場合は髪が切れてしまうリスクも。
腕の良い美容師さんなら、ダメージを極限まで抑えた「ケアブリーチ」などを提案してくれるはずですので、メリットとリスクをしっかり話し合って決めましょう。
まとめ
髪色の失敗は、女性にとって心に大きなトゲが刺さったような、とても苦しい出来事ですよね。
でも、安心してください。今の美容室の技術は日々進化しており、失敗してしまった状態からでも理想の美しさを取り戻す方法は必ずあります。
大切なのは、一人で抱え込んで自分で何とかしようとせず、信頼できるプロの力を借りることです。
別の美容院へ行くことは、決して前回の美容師さんを否定することではなく、あなたがあなたらしく、笑顔で毎日を過ごすための賢明な判断です。
この記事を読み終えたら、まずは深呼吸をして、今の髪の状態を優しくチェックしてみてください。
そして、気になっているポイントをメモしたら、新しい美容院のドアを叩いてみましょう。
相談だけしたいという問い合わせも、美容師さんは温かく迎えてくれるはずです。
あなたの髪が、鏡を見るたびに心が弾むような素敵な色に生まれ変わることを、心から応援しています。

