2026年3月28日、ついに日本最大級の再開発プロジェクト高輪ゲートウェイシティが全面開業の日を迎えました。
品川・高輪エリアの風景を劇的に変えるこの巨大なまちは、単なる商業施設の集まりではなく、最新のテクノロジーと豊かな自然、そして歴史が融合した未来都市のプロトタイプといえます。
JR東日本が総事業費6,000億円以上を投じ、構想から約20年の歳月を経て完成させたこのエリアには、これまでの駅ビルの概念を覆すような驚きの仕掛けが随所に散りばめられています。
特に注目を集めているのが、ルミネ史上最大規模となるニュウマン高輪(NEWoMan TAKANAWA)内に誕生した新エリアMIMURE(ミムレ)です。
本記事では、グランドオープン直後の高輪ゲートウェイシティを賢く楽しむために、注目のショップ情報から混雑を避けるための具体的なルート、そして滞在をより快適にするためのテクニックまで、4,000文字を超える圧倒的な情報量で徹底解説します。
これから訪れる予定の方は、ぜひスマートな街歩きのバイブルとしてご活用ください。
目次
2026年3月28日「高輪ゲートウェイシティ」グランドオープン!何が変わった?

高輪ゲートウェイ駅の開業から6年。これまでは広大な空き地と工事現場が広がっていた駅の西側が、ついに10万人規模の滞在者を受け入れる巨大な立体都市へと変貌を遂げました。
この再開発の最大の特徴は、南北約1.3kmにわたる広大な敷地を一つの街としてゼロから設計している点にあります。
今回の全面開業によって、先行してオープンしていた「ザ・リンクピラー1」に加え、今回新たに「ザ・リンクピラー2」、文化創造棟MoN Takanawa、そして高級賃貸住宅を擁するレジデンス棟の全5棟が揃い踏みとなりました。
これにより、ビジネス、文化、商業、住居がシームレスに繋がる「広域品川圏」の核が完成したことになります。
4つのエリア(街区)をサクッと解説!今日から行ける場所はここ
高輪ゲートウェイシティは、大きく分けて4つの街区で構成されています。
それぞれに明確な役割があり、訪れる目的に合わせて目的地を選ぶのがスムーズです。

- ザ・リンクピラー 1(1街区・2街区): 2025年に先行開業したツインタワーです。オフィスや「JWマリオット・ホテル東京」が入居しており、洗練された大人の空間が広がります。
- ザ・リンクピラー 2(3街区): 今回のグランドオープンの目玉です。商業施設「ニュウマン高輪 MIMURE」のほか、次世代型の医療施設やビジネス創造拠点「LiSH」が入居しています。
- 文化創造棟「MoN Takanawa」(4街区): 建築家・隈研吾氏がデザインを手掛けた、街のシンボル的な建物です。展示室やシアターを備え、最上階には新幹線を見下ろす絶景ダイニング「LAUBE」があります。
- レジデンス棟(5街区): インターナショナルスクールや高級賃貸住宅が入るエリアです。
一般の来街者にとって、メインの目的地となるのはザ・リンクピラー 2の商業エリアとMoN Takanawaの文化エリアになるでしょう。
特にリンクピラー2は、駅改札から直結の歩行者デッキを通ってスムーズにアクセスできる設計になっています。
山手線がもっと便利に?歩行者デッキで分断された街がつながる
これまで高輪エリアは、広大な鉄道車両基地によって海側と山側が物理的に分断されてきました。しかし、今回の開業に伴い整備された歩行者デッキが、その歴史的な課題を解消しています。
地上から5階レベルまで重層的に巡らされた歩行者通路は、高輪ゲートウェイ駅を中心に、泉岳寺駅側や国道15号方面、さらには将来的に品川駅方面へと続く広大なネットワークを形成しています。これにより、信号待ちのストレスなく、空中の庭園を散策するように街を移動することが可能になりました。
また、このデッキは単なる通路ではなく、随所に植栽やベンチが配置され、都会の喧騒を忘れさせるリラックス空間としても機能しています。夜間には洗練されたライティングが施され、東京の新しい夜景スポットとしても注目を集めています。
ニュウマン高輪の新エリアMIMURE(ミムレ)で絶対行くべき3店舗

ルミネが運営するニュウマン高輪の中でも、ザ・リンクピラー2の2階から3階に位置するMIMURE(ミムレ)は、全く新しいコンセプトの商業エリアです。
店名は「実・結・連(みむれ)」を由来とし、自然の循環と都市の利便性を融合させた空間を目指しています。約8,000平方メートルの広大な空間には、従来のショッピングモールの枠を超えた、体験型のショップが集結しています。
ここでは、数ある店舗の中でも特にここだけは外せないという3つの注目スポットを深掘りします。
4000平米の衝撃!小川珈琲で体験できる12のラボとは?
MIMUREの2階フロアの約半分を占めるのが、京都の老舗・小川珈琲が手掛けるOGAWA COFFEE LABORATORY 高輪です。単なるカフェではなく、コーヒーを核とした食の総合文化施設ともいえる規模を誇ります。
このショップの最大の特徴は、12のラボラトリーと呼ばれるカテゴリーが共存している点です。

- ロースタリー(焙煎所)
- ブリュワリー(抽出)
- ベーカリー
- スイーツ
- オープンキッチン(本格料理)
- カフェバー
- ジェラート
- ショコラトリー
- ピッツェリア
- ライブラリー
- デリカテッセン
- グロッサリーマーケット
これら全てのカテゴリーが4,000平方メートルの空間にシームレスに配置されています。
例えば、焼きたてのピザを楽しみながら、その場で焙煎された特別な豆のコーヒーを味わい、帰りにデリカテッセンで夕食の惣菜を買うといった使い方が可能です。
フロア中央には微光の苑と呼ばれる、1万個以上の電球を使用した幻想的な照明演出があり、滞在そのものが一つのエンターテインメントになっています。
手土産に困らない!PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGIの限定スイーツ
等々力の行列店として知られるPÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGIが、満を持して高輪に登場しました。MIMURE 3階に位置するこの店舗では、宝石のような美しさを放つ「パルフェビジュー」はもちろん、高輪ゲートウェイシティ限定のギフトアイテムが充実しています。
特に注目したいのが、高輪の歴史や土地の記憶をテーマにした焼き菓子セットです。高級感溢れるパッケージは、ビジネスの手土産や大切な方へのプレゼントに最適です。

店内にはSALON DE THÉ(サロン・ド・テ)も併設されており、季節のフルーツを贅沢に使ったスイーツと、厳選されたお茶やコーヒーのペアリングをゆっくりと楽しむことができます。
自由席 vs フルサービス席?ミムレ内の座席確保のコツ
MIMUREの飲食店を利用する際、事前に知っておきたいのが座席のシステムです。
多くのショップでは、以下の2種類のスタイルが用意されています。
- 自由席エリア: 各ラボラトリーで購入した商品を自由に持ち込んで楽しめるセルフスタイル。カジュアルに楽しみたい時や、複数の店舗の商品を組み合わせたい時に便利です。
- フルサービス席: スタッフが注文を取りに来てくれる、レストラン形式のエリア。落ち着いて食事や会話を楽しみたい場合に適しています。
混雑時には自由席の確保が非常に困難になることが予想されます。特に「小川珈琲」のような広大な店舗では、まず席を確保してから各カウンターへ買いに行くのが鉄則です
。一方で、フルサービス席は事前予約を受け付けている店舗も多いため、ランチやディナーの予定が決まっている場合は、公式サイトや専用アプリからの事前予約を強くおすすめします。
混雑を避けてスマートに楽しむ!おすすめの回り方

全面開業直後の高輪ゲートウェイシティは、1日あたり10万人以上の来街者が見込まれています。
何も計画を立てずに訪れると、人波に飲まれてしまい、せっかくの体験が台無しになってしまうかもしれません。
ここでは、現役トレンドブロガーの視点から、効率的かつストレスフリーに街を楽しむための戦略を提案します。
自動運転バスは予約必須?当日乗るための裏ワザ
高輪ゲートウェイシティ内や、竹芝方面を結ぶルートを走行する自動運転バスは、この街の先進性を象徴するコンテンツの一つです。
KDDIとJR東日本の協業によるこのバスは、2026年3月28日から5月10日まで、無料で一般試乗の実証実験が行われています。
このバスに乗車するためには、原則としてTAKANAWA GATEWAY CITY アプリからの事前予約が必要です。開業直後は予約が殺到し、数週間先まで埋まっていることも珍しくありません。
しかし、諦めるのはまだ早いです。実は「当日枠」が存在します。予約にキャンセルが出た場合や、運行状況に余裕がある場合、現地のバス停付近で整理券が配布されることがあります。
確実に乗りたい場合は、午前中の早い時間帯に現地の運行スタッフに確認してみるのが「裏ワザ」です。
また、バスの走行シーンを外から撮影するだけでも、未来都市らしい写真を撮ることができるため、カメラ好きの方は運行ルートを事前にチェックしておきましょう。
土日は10万人の大混雑?穴場の時間は「平日の〇時」
これまでの大規模商業施設の開業データに基づくと、土日のランチタイム(11:00〜14:00)とティータイム(14:00〜16:00)は激しい混雑が避けられません。特に駅直結のニュウマン高輪周辺は、入場制限がかかる可能性もあります。
人混みを避けてゆったりと過ごしたいのであれば、狙い目は以下の時間帯です。
- 平日の午前中(10:00〜11:30): ショップの開店直後。まだランチ客が動き出す前で、人気の「小川珈琲」でも比較的スムーズに席を確保できるチャンスがあります。
- 平日の夕方以降(17:30〜19:30): オフィスワーカーの退社時間と重なりますが、ショッピング目的の客層が引くため、落ち着いた雰囲気になります。特に夜のライトアップされた歩行者デッキは、平日のこの時間が最も美しいです。
- 雨の日の午前中: 屋外移動が多い高輪ゲートウェイシティでは、天候によって人出が大きく変わります。多くの施設が屋根付きの通路で繋がっているため、雨の日こそ「狙い目」と言えるでしょう。
滞在時間の目安としては、ショッピングとランチを楽しむだけであれば3時間程度、文化創造棟MoN Takanawaの展示やLAUBEでのカフェタイムも含めるならば、5時間以上は確保しておきたいところです。
まとめ:未来を予約して出かけよう
高輪ゲートウェイシティの全面開業は、東京の歴史における大きな転換点です。
150年以上前に日本初の鉄道が走り出したこの地が、今、デジタルとリアルが高度に融合した次世代の玄関口として生まれ変わりました。
今回ご紹介したMIMUREの魅力的な店舗や、混雑回避のテクニックを参考にしていただければ、この巨大な街のポテンシャルを最大限に引き出すことができるはずです。
訪れる際は、ぜひTAKANAWA GATEWAY CITY アプリを事前にインストールし、モバイルSuicaのチャージを確認しておくことを忘れずに。
この街では、Suica一枚が診察券になり、クーポンになり、そして未来へのパスポートになります。

