夏は日本人にとって特別な季節ですね。
暑さを楽しみながら乗り越えるため海やプールで泳いだり、花火大会や夏祭りを楽しんだりと、夏の楽しみ方は尽きません。
そこで今回は、五感で涼しさを感じる夏の楽しみ方や過ごし方を紹介します。
日本人ならではの夏の涼み方とは?

日本の夏は高温多湿で、暑さをしのぐために日本人はさまざまな工夫を凝らしてきました。そこで、五感で涼しさを感じる方法を紹介します。
「川床・納涼床」で涼しさを感じよう!

日本の夏には、川沿いの飲食店で設けられる「川床・納涼床」が人気です。
これは、鴨川や高瀬川などの河川沿いに特設された屋外の飲食スペースで、夏の期間限定で楽しめます。
具体的には、5月下旬から9月までの間、訪れる人々が涼しい川の風を感じながら、食事やお茶を楽しめる場所です。
鴨川納涼床や貴船の川床など、各店自慢の料理とともに、心地よい風を感じながら夏のひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか?
風鈴が涼しさを感じさせてくれる♪

日本の夏には、家のベランダなどに吊り下げる風鈴が人気です。
風鈴は、ガラスや金属で作られたお椀状のもので、小さな「舌」と呼ばれる部品を紐で吊り下げ、その下に短冊を着けて風がよく当たるようにします。
短冊が風を受けて揺れる「舌」が、ガラスや金属で当たることで優しくも涼しげな音色を奏でます。
日本人は風鈴の音を聞くと風が吹いていると感じ、実際に体温が下がるという実験結果もあるほどです。
打ち水をしてみよう!
打ち水は、エコな暑さ対策として再び注目されています。
道路や家の周りに水をまいて、水が蒸発する際に周囲の熱を奪う「気化熱」効果を利用して、実際に周囲の温度を下げることができます。
この打ち水は、日本では戦国時代から行われており、涼しさを感じる手段としてだけでなく、礼儀作法の一環としても重要視されていました。
現代の日本でも、エコな暑さ対策として注目されているのです。

打ち水を効果的にするためのポイントは次の通りです。
- 朝・夕方にまく: 日差しが強くない時間帯に行うと効果的です。
- 日陰にまく: 風通しの良い日陰で行うとさらに効果的です。
- エアコンの室外機にまく: 室外機のまわりに打ち水をすることで、冷房効率をアップさせることができます。
- 二次用水を利用する: 水道水の代わりに、プールの残り湯や井戸水を使うことがおすすめです。
日本独自の楽しいイベント「ビアガーデン」
夏になると、日本独自のスタイルである「ビアガーデン」が様々なお店や施設の屋上で開催されます。
夕方から夜にかけて、少し気温が下がる時間に、開放的な空間で会社の同僚や友人とビールを楽しむ日本人が多いです。
観光を一通り楽しんだら、ぜひ「ビアガーデン」で1日の疲れを癒してみてくださいね!
夏の楽しみの定番は「海水浴」
夏の楽しみといえば、「海水浴」ですね!
日本は美しい海やビーチがたくさんあり、夏になると多くの人が家族や友人と海に出かけて楽しんでいます。
サーフィンやシュノーケリングなどのアクティビティも楽しめるスポットが充実していますが、日本人ならではの独特な楽しみ方として「スイカ割り」があります。
これは、レジャーシートの上にスイカを置き、目隠しした人が周囲の声だけを頼りに棒でスイカを割るゲームです。
海水浴の合間に「スイカ割り」を楽しんで、割れたスイカをみんなで食べてみましょう。
[itemlink post_id=”22042″]日本人なら知っておきたい夏の楽しみ方

夏はイベントや楽しめるアクティビティがたくさんありますが、夏の風物詩といえば、夏祭りですね。
全国各地で大小様々なお祭りが行われています。
浴衣を着てお祭りに出かけ、屋台で「たこ焼き」や「お好み焼き」を食べたり、花火を眺めたり、盆踊りを踊ったりするのが楽しみですね!
そんな特別な時期の夏を満喫できる夏祭りの魅力を120%知ってもらうためにもう少し詳しく紹介します。
なぜ夏に花火?
花火大会が夏に多く開催される理由は、歴史的な背景と季節の特性に関連しています。
江戸時代(1603年-1868年)には夏場に疫病や悪霊を追い払うための厄払いの儀式として花火が使用されていました。
特に、1733年に隅田川で行われた両国川開きは、夏の恒例行事として花火大会の歴史を築き上げました。

また、夏の夜は気温が高く、屋外でのイベントがしやすい時期でもあります。
花火の音や光が、暑さに疲れた人々に一時的な涼感をもたらすため、夏の花火大会は風物詩として定着しました。
さらに、学校の長期休暇やお盆の時期と重なり、多くの人々が参加しやすい点も花火大会が夏に行われる理由の一つです。
地域の皆さんと楽しむ盆踊り
盆踊りは、太鼓や笛などの音楽に合わせて参加者が歌いながら踊る日本の伝統的なイベントです。
この期間は「盆」と呼ばれ、亡くなった人の霊があの世から現世に帰ってくるとされています。

死後の霊は家族や子孫を見守るという考えから、祖先の霊の冥福を祈る習慣として、「盆」の期間は現世に帰ってくる霊を歓迎して送り出す文化があります。
さらに、盆踊りは地域の人々との交流を促す要素も含まれており、江戸時代では男女の出会いの場としても親しまれていました。
観光客にとっても、地域の人々と交流できる素晴らしいイベントと言えるでしょう。
圧倒される神輿担ぎの掛け声
神輿担ぎは、夏祭りならではの迫力あるイベントです。
参加者は「下帯」や「はっぴ」を着て、神様の乗り物である神輿を担ぎ、町中を練り歩きます。
威勢良く掛け声を発しながら、神社から出て偉大な力を振り撒き、災厄や穢れを清める役割を果たします。
最低で数百キロもある御神輿を、参加者全員で息を合わせて担いで運ぶ姿は圧巻です。残念ながら飛び入り参加はできませんが、パレード感覚で神輿担ぎを楽しんでみてください。
屋台で美味しいものを楽しめる
夏祭りの雰囲気を楽しみながら遊べる屋台は、小さなお店がたくさん出店しています。
定番の「たこ焼き」や「焼きそば」、さわやかな「かき氷」、甘い「りんご飴」などの料理を提供するお店だけでなく、「金魚すくい」や「射的」といったゲームを楽しめるお店もあります。
夏祭りのメインイベントである花火や盆踊りだけでなく、浴衣を着て屋台の料理を食べたり、屋台のゲームを楽しんで、夏の雰囲気を存分に味わいましょう!
夏の夜空に現れる送り火・迎え火とは
夏の夜空を照らす珍しい光景、送り火と迎え火についてお話ししましょう。
これは、日本の伝統的な行事で、お盆の時期に行われます。お盆は、ご先祖様の霊が帰ってくるとされている特別な日です。
その際、霊が迷わずに帰ってこられるように目印として焚かれる火が迎え火であり、霊をあの世へ送るために焚かれる火が送り火です。

特に京都では「五山送り火」というイベントが有名です。山の中に火が焚かれ、夏の夜空を彩る壮大な景色が広がります。
夏に京都を訪れた際には、ぜひ参加してみてくださいね!
夏の雰囲気を浴衣で楽しもう!

浴衣は、着物の一種で、軽くて風通しの良い素材で作られています。汗を吸収しやすいので、夏の暑い時期に着るのにぴったりです。
江戸時代には花火大会やお祭り、花見などで浴衣を着て出かけることが流行し、今でも花火大会といえば浴衣姿で楽しむ人が多いですね。
浴衣はレンタルできるお店もあるので、ぜひ日本の夏祭りを浴衣で満喫してくださいね!
夏を満喫する日本人の特別な方法/総括
記事のポイントをまとめます。
- 夏祭り:浴衣を着て参加し、屋台で食事を楽しむ
- 花火大会:夏の風物詩として定着
- 盆踊り:地域の人々と交流できるイベント
- 神輿担ぎ:迫力ある夏祭りの一部
- 屋台:食べ物や遊びを楽しめる
- 送り火・迎え火:お盆の伝統行事
- 浴衣:夏祭りや花火大会に適した軽い着物
- 川床・納涼床:川沿いで涼しく食事を楽しむ
- 風鈴:涼しげな音色で暑さを和らげる
- 打ち水:エコな暑さ対策
- ビアガーデン:屋上で楽しむ夏の飲み会
- 海水浴:ビーチでの遊びやアクティビティを楽しむ
- スイカ割り:海水浴の合間に楽しむゲーム
夏の楽しみ方は人それぞれですが、これらのアクティビティを通じて、日本の夏を満喫してくださいね!

