今回は韓国発のメッセージアプリカカオトーク(KakaoTalk)について紹介します。
LINEが主流の日本でカカオトークを使うメリットや基本的な使い方、注意点などを解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください!
カカオトークとは?

カカオトークは2010年に韓国で誕生したメッセージアプリで、韓国ではLINEよりも圧倒的なシェアを持っています。
韓国のIT大手「カカオ」が運営しているサービスで、日本ではまだLINEほど普及していませんが、K-POPファンや韓国の関連ビジネスをしている方、韓国人の友人がいる方などを中心に利用者が増えています。
さらに、カカオトークの可愛いキャラクター「カカオフレンズ」のスタンプやテーマも魅力の一つ。
LINEにもキャラクターはありますが、カカオフレンズの可愛らしさは独特で、このキャラクターが好きで使い始める方も少なからずいるようです。
カカオトークの基本機能と使い方
カカオトークは、韓国発の無料メッセージングアプリで、テキストチャット、音声通話、ビデオ通話、スタンプ、写真・動画の共有など、多彩な機能を備えています。
特に、最大5人までのグループ通話や、ボイスチェンジャー機能など、ユニークな機能も魅力です。
また、カカオトークは、カカオペイやカカオショッピングなど、他のサービスとの連携が強力で、メッセージングだけでなく、決済や買い物、タクシー配車など、生活のさまざまな場面で活用できます。
カカオトークの主な機能
| 機能名 | 内容 |
|---|---|
| 無料チャット機能 | 1:1またはグループチャットが可能。写真・動画・連絡先の共有も簡単。WindowsやMacOSでも利用可能。 |
| 音声通話・ビデオ通話・トークライブ | 無料で音声・ビデオ通話ができる。エフェクトやフィルターあり。最大5人までのグループ通話が可能。カカオ独自の機能も搭載。 |
| プロフィール | 自分のプロフィールを自由に装飾可能。友達のプロフィールにリアクションを送ることもできる。 |
| トークカレンダー | イベントや予定を保存・管理でき、リマインド機能付きでスケジュールの確認・共有が可能。 |
カカオトークとLINEの違い
日本ではLINEが主流ですが、カカオトークには独自の特徴があります。
例えば、グループチャットの人数制限がなく、無制限で参加可能です。
また、既読表示の仕組みが異なり、カカオトークでは未読の人数が表示され、全員が読むと表示が消える形式です。
さらに、カカオトークには投票機能やお知らせ機能、日付検索など、グループでのコミュニケーションを円滑にする機能が充実しています。
カカオトークが便利な理由
カカオトークは、カカオペイやカカオショッピングなど、他のサービスとの連携が強力です。
これにより、メッセージングだけでなく、決済や買い物、タクシー配車など、生活のさまざまな場面で活用できます。
また、カカオトークは、カスタムステッカーやボイスチェンジャーなど、個性的な機能も備えており、ユーザーの多様なニーズに応えています。
カカオトークの使い方
カカオトークの登録方法
カカオトークの登録は簡単です。
まず、アプリをダウンロードし、電話番号を入力して登録します。
その後、利用規約に同意し、SMSで送られてくる認証コードを入力すれば、登録完了です。
登録後は、プロフィール写真やステータスメッセージを設定して、友達とのコミュニケーションを始めましょう。
メッセージ送信とスタンプの活用方法
メッセージの送信は、トーク画面でテキストを入力するだけです。
スタンプは、顔文字アイコンをタップして表示されるスタンプ一覧から選び、送信できます。
カカオトークでは、無料のスタンプだけでなく、有料のスタンプも多数用意されており、個性的なコミュニケーションが可能です。
また、スタンプショップでは、期間限定のスタンプや人気キャラクターのスタンプも入手できます。
音声通話とビデオ通話機能の使い方
音声通話やビデオ通話は、相手のプロフィール画面から「電話をかける」を選択し、通話の種類を選ぶことで利用できます。
ビデオ通話では、エフェクトやフィルターを使って、楽しい通話が可能です。
また、グループ通話にも対応しており、複数人での会話がスムーズに行えます。
通話中には、画面共有やチャット機能も利用でき、ビジネスシーンでも活用されています。
カカオトークの危険性と注意点
個人情報の扱いと安心安全性
カカオトークは、個人情報の暗号化や、不正アクセス防止のためのシステムを導入しています。
しかし、電話帳の自動収集機能により、意図しない相手が友達として追加される可能性があります。
この機能はオフにすることが推奨されています。
また、ID検索機能をオンにしていると、知らないユーザーからの追加リクエストが届くことがあるため、必要な時だけオンにするのが安全です。
浮気やトラブルの実例
カカオトークは、LINEとは別の連絡手段として利用されることがあり、浮気や不倫の連絡手段として使われるケースも報告されています。
通知の設定ミスなどから発覚することもあるため、注意が必要です。
また、出会い系サイトなどでカカオIDを公開すると、業者や悪質ユーザーからの連絡が増える可能性があるため、IDの取り扱いには慎重になるべきです。
カカオトークの危険性
| 危険性の種類 | 内容 | 実例・注意点 |
|---|---|---|
| 危険性① ハッキングによる個人情報の漏洩 | 暗号化機能はあるが完全ではなく、アプリがハッキングされる可能性がある。 | 2023年3月、6万人以上の個人情報が流出し、迷惑メール業者などに売買される事件が発生。個人の注意だけでは防げない面も。 |
| 危険性② アカウントの乗っ取り | パスワードや認証番号が漏れると、アカウントを第三者に奪われる可能性あり。 | パスワードの使い回しや業者からの誘導が原因となるケースが多く、乗っ取られたアカウントは詐欺に悪用される恐れもある。 |
| 危険性③ QRコードを使ったアクセス詐欺 | カカオトークのQRコード機能を悪用した偽サイト誘導や詐欺行為が存在。 | 海外では偽のQRコードで金銭被害が発生。SNSで送られてくるQRコードや不特定多数が使うQRコードには要注意。 |
カカオトークの設定変更方法
カカオトークの設定は、アプリ内の「その他」メニューから行えます。
通知のオンオフ、プライバシー設定、プロフィールの変更など、自分の使いやすいようにカスタマイズできます。
特に、ID検索の許可設定や、電話帳の自動収集機能のオンオフは、プライバシー保護の観点から重要です。
また、パスワードの設定や、セキュリティアプリの導入も検討すると、より安全に利用できます。
ビジネスでのカカオトーク活用
ビジネスチャットとしての利用方法
カカオトークは、ビジネスチャットとしても利用可能です。
カカオトークチャンネルを開設し、ビジネスチャンネルに切り替えることで、顧客とのコミュニケーションや情報発信が行えます。
また、グループチャットやファイル共有機能を活用することで、チーム内の連携もスムーズになります。
さらに、投票機能やお知らせ機能を使えば、意見の集約や重要事項の共有が簡単に行えます。
カカオペイとの連携
カカオペイは、カカオトークと連携した決済サービスで、友人への送金や、店舗でのQRコード決済が可能です。
韓国国内では広く利用されていますが、日本からの利用には制限があります。
ただし、韓国とのビジネスや旅行の際には、カカオペイの利用が便利であり、現地での支払いがスムーズに行えます。
カカオトークによるコミュニケーションの効率化
カカオトークのグループチャットやリマインダー機能を活用することで、家族やチーム内の情報共有がスムーズになります。
また、カスタムステッカーを使って、楽しいコミュニケーションが可能です。
さらに、トークルーム内での投票機能やお知らせ機能を利用すれば、意見の集約や重要事項の共有が簡単に行えます。
カカオトークの料金プラン
カカオトークの料金プランは無料です。通信料はユーザーの契約している通信プランに依存します。
カカオトークユーザー同士であれば、無料通話やメッセージの送受信が可能です。
Wi-Fi環境での利用や、データ無制限プランを活用することで、追加料金を気にせず利用できます。
また、カカオトーク内でのスタンプやテーマの購入には、別途料金が発生する場合があります。
これらの機能を利用する際にデータ通信料が発生するため、データ無制限プランとの組み合わせがおすすめです。
詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カカオトークの利用 | インターネット回線を使用するため、音声通話・ビデオ通話・メディア送信などでデータ通信料が発生する。 |
| データ無制限プランとの組み合わせ | 通信キャリアによっては、月額制のデータ無制限プランを提供。これを利用することで、容量を気にせずカカオトークを使える。 |
| データ通信料の注意点 | 無制限プラン利用中でも、通信が発生していることには変わりないため、利用規約の確認や過剰通信への注意が必要。 |
| 他の選択肢 | 容量制限のあるプランを使っている場合は、Wi-Fi環境下での使用を検討することで、データ通信量を節約できる。 |
カカオトークの今後の展望
日本市場での成長可能性
韓国発のメッセージングアプリとして絶大なシェアを誇るカカオトークですが、日本市場でも確かな手応えを見せ始めています。
特に、日韓を跨いだコミュニケーションを円滑にする「プレゼント機能」の展開は注目に値します。
2023年4月からは、米国・日本在住者向けに海外カード決済によるギフト送付サービスが優先的に導入され、「食品やビューティー製品のプレゼントが手軽に送れる」と話題になりました。
このアップデートにより、ビジネスシーンだけでなく、外国人の友人やビジネスパートナーへの気軽な贈り物にもカカオトークが使われる機会が増えています。
また、日本国内の利用者数は公式発表こそ少ないものの、SNSやメディアでの口コミから推定すると900万〜1,000万人規模とされ、LINEに次ぐ第2勢力として徐々に存在感を高めているようです。
特に、韓国からの留学生やビジネスパーソン、韓国文化に親しむ若者層を中心に、カカオトークを“必須の連絡手段”として使う動きが顕著です。
こうしたターゲット層に加え、これまでLINE一本だったシニア世代やビジネスユーザーに向けた機能訴求が進めば、さらなるシェア拡大が期待されます。
📝参考→ AJU News Japan。
今後の機能追加の期待
カカオトークは2024年末から、AI技術を積極的に取り込むフェーズに入りました。
12月には「19ヶ国語のリアルタイム翻訳」「スペルチェック機能」を全ユーザー向けにリリース。
チャット内のメッセージを自動で翻訳し、異文化間コミュニケーションを格段にしやすくしました。
さらに、OpenAIとの戦略的提携を背景に開発が進められている「kanana(カナナ)」というAI秘書サービスが、2025年前半にもクローズドβテスト(CBT)段階で公開される見込みです。
kananaは、トークルームの文脈を理解してスケジュール管理やタスク提案を自動で行うほか、レポート作成や翻訳支援など、ビジネスユースに最適化された機能を備えるとされています 。
これらAI機能の本格導入により、カカオトークは一層の差別化を図り、日本の企業ユーザーやヘビーユーザーの支持を獲得していくでしょう。
📝参考→毎日経済。
まとめ
カカオトークは、シンプルなメッセージング機能だけでなく、決済・ショッピング連携、豊富なスタンプ、グループ機能、そして最先端のAI技術まで網羅した“スーパーアプリ”として、日本でも確かな存在感を示しつつあります。
特に、日韓間の文化交流やビジネスシーンにおいては、翻訳やギフト機能、AIアシスタント「kanana」といった新機能が大きなアドバンテージとなるでしょう。
LINEをはじめとした既存メッセンジャーとの違いを強みに、今後も機能追加とユーザー体験の向上を続けるカカオトークから目が離せません。
ぜひ、まだ使ったことのない方は、これらの新機能を体験してみてください。

