いつかギターを弾いてみたい…そんな夢を抱いて、念願のギターを手に入れたあなた。でも、実際に始めてみると、
・何から練習すればいいの?
・コードが難しくて指が痛い…
・仕事でクタクタで、練習時間が全然とれない…
…なんて悩んでいませんか。
実はギターを始めた人の約9割が、同じような壁にぶつかって1年以内にやめてしまうと言われています。
多くの人が「毎日30分は練習しないと」「基礎から完璧に」と考えがちですが、その真面目さこそが挫折の原因になっているのかもしれません。
この記事では、忙しい社会人のあなたのために、1日たった10分、指を痛めることなく、楽しみながらギターを続けられる新しいアプローチを紹介します。
難しいことは全部後回し。「弾けるって、楽しい!」という喜びを、まずは味わってみませんか。
なぜギター初心者の9割は挫折するのか?3つの大きな壁

ギターを始めたばかりの人がぶつかる壁は、実はみんな同じようなものだったりします。
あなたが「自分だけかな…」と感じている悩みは、多くの先輩たちも通ってきた道なんです。
ここでは、代表的な3つの壁について、詳しく見ていきましょう。
壁①:指の痛み(特にFコードという絶望の壁)
初心者がギターをやめてしまう最大の理由は、なんといっても指の痛みです。
特に左手の指先は、細くて硬い金属の弦を力いっぱい押さえるため、慣れないうちは水ぶくれができたり、ジンジンとした痛みが続いたりします。この痛みは、ギターを弾く上で避けては通れない試練のように感じられるかもしれません。
そして、その痛みの象徴として立ちはだかるのがFコードという大きな壁なんです。
多くの教則本や練習曲で序盤に登場するFコードは、人差し指1本で6本すべての弦を押さえる「セーハ」という技術を要求されます。これが本当に難しくて、音がキレイに鳴らないどころか、指がちぎれそうなくらい痛いんですよね。
他のコードはなんとかなったのに…と、ここで心がポキッと折れてしまう人が後を絶ちません。
痛みと上達しないもどかしさのダブルパンチで、ギターケースを開けるのがだんだん億劫になってしまう。多くの初心者が経験する、最初の大きな挫折ポイントがここにあります。
壁②:時間の壁(練習時間を確保できない現実)
社会人にとって「時間を確保すること」は、とても大きな課題です。
仕事から帰ってきて、食事やお風呂を済ませるともうヘトヘト。よし、今から30分ギターを練習するぞ!なんて気力は、なかなか湧いてこないのが現実ではないでしょうか。
休日も、溜まった家事を片付けたり、家族と過ごしたり、ゆっくり体を休めたりしていたら、あっという間に一日が終わってしまいますよね。
毎日練習しなきゃ上達しないという思い込みが、かえって自分を追い詰めてしまうのです。練習できない日が1日、2日と続くと、ああ、今日もできなかった…と罪悪感が生まれます。
そして、その罪悪感が積み重なると、自分は意志が弱いからダメだしそもそもギターに向いていないのかもと、ネガティブな気持ちになってギターから自然と距離ができてしまうのです。
練習時間が取れないという物理的な問題が、モチベーションを低下させ、挫折へとつながる大きな壁になっています。
壁③:成長が見えない壁(地味な練習によるモチベーション低下)
ギターが上手くなりたいなら、まずは地味な基礎練習からとよく言われます。
たしかに、指をスムーズに動かすためのトレーニングや、音階練習は大切な要素です。しかし、音楽的な楽しさが感じられない練習ばかりを続けていると、だんだんと何のためにやっているんだろう?という気持ちになってきませんか。
スポーツに例えるなら、試合には一切出させてもらえず、毎日ひたすらグラウンドを走ったり、筋トレだけをさせられたりしているような状態です。
いつになったら大好きなあの曲が弾けるようになるのか、ゴールが見えないまま黙々と指を動かす作業は、正直なところ、あまり面白くありません。
ギターを弾きたいと思ったきっかけは、
「好きなアーティストの曲を弾きたい」
「弾き語りをしてみたい」
…といった、ワクワクする気持ちだったはず。
そのワクワク感を置き去りにしてしまう地味な練習は、上達を実感しにくく、やる気を維持するのがとても難しいのです。
成長が見えない期間が続くと、モチベーションは面白いように下がっていき、気づけばギターが部屋の飾りになってしまいます。
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【新常識】挫折しないギター練習法は「完璧」を目指さない

これまでお話しした3つの壁を乗り越えるには、実はちょっとした考え方の転換が必要です。それは「完璧を目指さない」こと。
ストイックな練習よりも、ゆるく長く続けるための工夫が、結果的にあなたを上達へと導いてくれます。
「1日10分」の魔法。習慣化のコツは「短く、毎日触る」こと
ギターを続けるための最も効果的な秘訣は、練習時間を思いっきり短く設定してしまうことです。
具体的には「1日10分」でかまいません。人間の脳は、いきなり大きな変化を加えられるのを嫌う性質があります。
「毎日30分練習する」という高い目標は、最初のうちは良くても、だんだんとプレッシャーになってしまいます。
1日10分なら、なんとかなりそうじゃないですか。もっと言えば、疲れている日はギターをケースから出して、チューニングするだけでも満点です。
大切なのは、練習の「質」や「時間」よりも、「ギターに触れる」という行動を毎日の生活に組み込むこと。歯磨きやストレッチと同じように、ギターを触る時間を生活のルーティンにしてしまうのです。
短い時間でも毎日触れることで、ギターは練習しなきゃいけない特別なものから、いつもそばにある日常の一部に変わっていきます。
この毎日触れるという小さな習慣こそが、挫折を防ぎ、自然とギターを長く続けるための秘訣です。
Fコードは一旦忘れよう!「簡単コード」で曲を弾く喜びを先に味わう
ギター初心者を苦しめるFコードですが、結論から言うと、最初は完全に無視してしまって大丈夫です。
難しい技術の習得よりも、まずはギターって楽しい!と感じる経験を最優先しましょう。
世の中にはたった3つか4つの簡単なコードだけで弾けてしまう名曲がたくさんあります。
たとえば、「G(ジー)」「C(シー)」「Am(エーマイナー)」「Em(イーマイナー)」といったコードは、Fコードに比べてずっと押さえやすいです。
これらのコードを使えば、スピッツの「チェリー」のサビや、あいみょんの「マリーゴールド」の一部など、誰もが知っている曲を演奏できてしまいます。
1曲でも最後まで弾ききれた時のやった!弾けた!という達成感と喜びは、何物にも代えがたいものです。その感動が、もっと他の曲も弾いてみたいという強いモチベーションに火をつけてくれます。
音楽の本来の目的は、音を楽しむこと。難しいテクニックは、ギターを弾く楽しさを十分に味わってから挑戦しても、まったく遅くはありません。
まずは成功体験を積み重ねることが、何よりも効果的なギターの練習法なのです。
指が痛いのは根性論じゃない!「痛くならない工夫」で解決できる
指の痛みは、上手くなるための試練だから我慢するしかないなんて思っていませんか。それは大きな間違いです。
指の痛みは気合や根性で乗り越えるものではなく、ちょっとした工夫でちゃんと軽くすることができる問題なんです。痛みを我慢しながら練習しても、ギターが嫌いになってしまうだけですよ。
具体的な解決策はいくつかあります。
一つ目は、ギターの弦を細いタイプのものに交換することです。
エクストラライトゲージと呼ばれるような細い弦は、押さえるのに必要な力が少なくて済むため、指への負担がぐっと減ります。
二つ目は、楽器屋さんにギターを持っていき、弦高(げんこう)を調整してくださいとお願いすること。
弦高とは、指板(指で押さえる板の部分)から弦までの距離のことで、この距離が低ければ低いほど、弦は楽に押さえられます。
そして三つ目は、どうしてもアコースティックギターの弦の硬さがつらい場合、弦が柔らかいナイロン弦ギター(クラシックギター)を試してみるという選択肢もあります。
痛みを放置せず、このような工夫で楽しく練習を続けるための賢い方法です。
実践!挫折しない「1日10分」ギター練習メニュー

ここからは、実際にあなたが今日から始められる、具体的な練習プランを紹介します。完璧じゃなくて大丈夫。ゲームのクエストを一つずつクリアしていくような感覚で、気楽に取り組んでみてください。
【最初の1週間】まずはギターに慣れる期間(1日5〜10分)
最初の1週間は、とにかくギターという楽器そのものに慣れることを目標にしましょう。上手に弾く必要はまったくありません。愛着を持って、ギターと友達になる期間だと思ってください。
まずやってほしいのは「チューニング」です。最近はスマートフォンの無料アプリで高機能なチューナーがたくさんありますので、アプリを使って6本の弦の音を合わせてみましょう。正しい音を知ることは、気持ちよく演奏するための第一歩です。
次に、チューニングができたら、特に何も押さえずに、右手で1本ずつ弦を「ポロ〜ン」と鳴らしてみてください。弦の振動や、ボディから響く音の心地よさを感じてみましょう。
そして最後に、何か一つ、簡単なコードを押さえてみます。例えばEm(イーマイナー)というコードは、指1本か2本で押さえられるのでおすすめです。音がキレイに鳴らなくても、にごった音が出ても全く問題ありません。今は、コードを押さえるという指の形に、少しずつ慣らしていくことが目的なのです。
この1週間は、本格的な練習前の準備運動と位置づけて、リラックスしてギターに触れてみてください。
【2週目〜1ヶ月】3つの簡単コードで1曲に挑戦!(1日10分)
ギターに少し慣れてきたら、次のステップに進みましょう。
ここでは、3つ程度の簡単なコードを覚えて、実際に1曲弾いてみることに挑戦します。曲が弾けるという体験が、あなたのモチベーションを飛躍的に高めてくれますよ。
最初に、G(ジー)、C(シー)、Am(エーマイナー)といった、比較的押さえやすいコードの形を覚えましょう。インターネットで「ギターコード G」などと検索すれば、押さえ方の図がたくさん出てきます。鏡を見ながら、自分の指が正しい位置にあるか確認するのがおすすめです。
コードの形を覚えたら、次はコードからコードへ指を移動させるコードチェンジの練習です。最初はゆっくりで大丈夫。
たとえば「G→C→G→C」と、4回数える間にコードを切り替える練習をしてみましょう。音が途切れたり、もたついたりしても気にしないでください。反復することで、指が自然と形を覚えていきます。
そして、コードチェンジに少し慣れたら、いよいよ曲に挑戦です。これらのコードだけで弾ける簡単な曲の楽譜(タブ譜といいます)を見ながら、弾いてみましょう。きっと知ってるメロディになった!と感動するはずです。
練習を「ゲーム感覚」にするちょい足しテク
毎日同じ練習をしていると、どうしてもマンネリを感じてしまうことがあります。そんな時は、練習にちょっとした遊びの要素を取り入れて、ゲーム感覚で楽しんでみましょう。モチベーションを維持するのにとても効果的です。
一つ目は、YouTubeを最大限に活用することです。「(曲名) ギター 初心者 弾き方」といったキーワードで検索すると、たくさんの親切な解説動画が見つかります。画面の向こうの先生と一緒に弾いていると、まるで個人レッスンを受けているような気分になれますし、誰かと一緒に演奏するセッションの楽しさも味わえます。
二つ目は、好きな曲の楽譜を見て、弾けそうな部分だけ「つまみ食い」してみるテクニックです。曲の全部を弾こうとすると大変ですが、イントロのカッコいいフレーズだけ、サビのコード進行だけ、といったように部分的に挑戦すれば、達成感も得やすいです。
三つ目は、自分の演奏をスマートフォンの録音機能で録って聞いてみること。最初は恥ずかしいかもしれませんが、自分の音を客観的に聞くことで、前よりスムーズになったなという成長を実感できたり、ここのリズムが少しズレてるという課題が見つかったりします。
初心者のよくある質問 Q&A
ここでは、ギターを始めたばかりの方が抱きがちな、細かい疑問に答えていきます。不安な点を解消して、スッキリした気持ちで練習に向かいましょう。
Q1. 本当にFコードは練習しなくていいの?
はい、結論から言うと、ギターを始めたばかりの段階ではFコードの練習はしなくても全く問題ありません。むしろ、後回しにすることをおすすめします。なぜなら、Fコードに固執して指を痛めたり、やる気をなくしてしまったりする方が、よっぽど上達の妨げになるからです。
Q2. アコギとエレキで練習法は違いますか?
アコースティックギター(アコギ)とエレキギター、どちらを選んだとしても、基本的な練習方法は同じです。コードの押さえ方や、指を動かす練習など、この記事で紹介している初心者向けのギター練習法は、どちらのギターにもそのまま応用できますので安心してください。
Q3. これだけは揃えたい、おすすめの便利グッズは?
まず、絶対に欠かせないのが「チューナー」です。正しい音程でギターを鳴らすことは、美しい響きを得るための大前提。最近はスマートフォンの無料アプリで十分な性能のものが多いので、まずはアプリから試してみるのが良いでしょう。
次に、ぜひ手に入れてほしいのが「カポタスト(通称カポ)」です。これは、ギターのネックに装着して、難しいコードを使わずに曲全体のキー(音の高さ)を簡単に変えられる魔法のような道具。カポが一つあるだけで、あなたが弾ける曲のレパートリーは劇的に増えます。
そして最後に、意外と重要なのが「ギタースタンド」です。ギターをケースにしまい込まず、スタンドに立てて部屋のいつでも目に付く場所に置いておく。すると、「あ、ちょっと弾こうかな」という気持ちになりやすく、練習へのハードルをぐっと下げてくれるのです。
まとめ
ここまで、忙しい社会人のあなたがギターの挫折を乗り越え、楽しく続けるための方法についてお話ししてきました。
ギター上達のために最も大切なのは、難しいテクニックを覚えることよりも、とにかく「続けること」です。
「1日10分でOK」「難しいFコードは後回し」「まずは簡単なコードで弾ける喜びを味わう」。この3つを心に留めておいてください。
まずは最初の1ヶ月、ギターに毎日触れる習慣を身につけることから始めてみましょう。きっと、音楽を自分で奏でるという、最高の喜びがあなたを待っていますよ。
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