【岩手県のご当地グルメ】絶対に食べたい!盛岡三大麺と海の幸・山の幸を徹底紹介

岩手県のご当地グルメとは、一言でいえば「自然の恵みと伝統が詰まった宝箱」です。

豊かな山と海に囲まれたこの地では、四季折々の素材を生かした料理が古くから受け継がれてきました。観光や出張で岩手を訪れるなら、そこでしか味わえない名物料理を見逃すわけにはいきません。

この記事では、初めて岩手を訪れる方にも分かりやすく、人気の定番グルメからちょっと意外な穴場グルメまでをたっぷりご紹介します。

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記事のポイント

  • 岩手県のご当地グルメとは「自然」と「歴史」に根ざした食文化
  • 盛岡三大麺は岩手旅行のマスト体験
  • 山の幸も海の幸も贅沢に味わえる
  • 地元でしか食べられない伝統料理が豊富
  • お土産や家庭用にもぴったりの逸品も紹介

岩手県のご当地グルメとは?

岩手県のご当地グルメとは、単なる名物料理ではなく、土地の歴史や風土、そして人々の暮らしが織りなす「食の物語」です。四季の変化がはっきりしている岩手では、春の山菜、夏の魚介、秋のきのこ、冬の鍋物と、一年を通して楽しめるグルメが豊富にあります。

さらに注目したいのが、各地に根付いた伝統料理。長く受け継がれてきた家庭の味や祭りのごちそうが、今でも愛され続けています。

ここでは以下に旅先で食べたい岩手県で人気の名物を紹介します。

📝参考

岩手県 | うちの郷土料理【農林水産省】

強いコシと爽やかさが特徴「盛岡冷麺」

画像;盛岡冷麵

盛岡冷麺は、暑い夏にぴったりな爽快感とコシの強い独特の麺で、岩手県のご当地グルメの中でも特に人気のある一品です。この冷麺は、もともと朝鮮半島の冷麺をルーツとしており、1954年に盛岡市で日本人の味覚に合うようアレンジされて誕生しました。麺は小麦粉と馬鈴薯でんぷんを使った特製配合で作られており、透明感がありながらも非常に強いコシを持っているのが特徴です。

スープは牛骨ベースで、コクがあるのにあっさりとしており、そこに自家製のキムチが加わることで、酸味と辛味の絶妙なバランスが生まれます。具材としては牛チャーシュー、きゅうり、ゆで卵、さらには季節によってスイカや梨などの果物が加えられることもあり、視覚的にも味覚的にも楽しめる一杯となっています。

また、盛岡冷麺のもう一つの魅力は、盛岡市内の水質の良さや地元の新鮮な食材を活かして作られている点です。冷麺専門店では、手間ひまかけたスープと手打ち麺の両方が味わえるため、観光客だけでなく地元の方にも愛され続けています。

冷麺は夏だけのものではなく、一年を通して楽しめる料理でもあります。特に観光で盛岡を訪れた方には、麺好きならぜひ一度は味わっていただきたい岩手県の名物グルメです。

盛岡冷麺を味わえるお店は?

「食道園」
住所: 岩手県盛岡市大通1-8-2
電話:019-651-4590

「ぴょんぴょん舎」稲荷町本店
住所:  岩手県盛岡市稲荷町12-5
電話: 019-646-0541

お店ごとに麺の特徴があり、辛さを選べて冷ややかに!

甘辛味がクセになる「じゃじゃ麺」

画像:盛岡じゃじゃ麺【白龍】パイロン

盛岡じゃじゃ麺は、他ではなかなか味わえないユニークな見た目と食べ方が特徴のご当地グルメです。白くて平たいもっちりとした麺の上には、特製の肉味噌がたっぷりとかけられ、刻みきゅうりや白ねぎが彩りを添えます。この肉味噌は、味噌に豚のひき肉やごま、生姜、にんにくなど十数種類の材料を合わせ、炒めて熟成させたもので、甘みと辛み、コクが絶妙に溶け合った奥深い味わいです。

食べ方は少し独特で、提供されたらまず卓上に置いてあるラー油やお酢、すりおろしニンニクなどを自分好みに加え、全体をよく混ぜて食べます。まさに自分だけの味を作り上げるスタイルで、食べるたびに新しい発見があるのが魅力です。

そして、じゃじゃ麺の最大の特徴は「チータンタン」と呼ばれる食後の楽しみ方にあります。麺を食べ終えた後に、生卵を丼に割り入れ、茹で汁を加えて味噌と混ぜ、簡易スープとして楽しむスタイルです。これにより、一杯で二度おいしい体験ができるというわけです。

盛岡じゃじゃ麺は、盛岡三大麺の一つとして市民に親しまれており、多くの専門店が存在します。家庭で作ることも可能ですが、やはり本場で味わうのが一番。シンプルながら奥が深く、観光や出張で岩手を訪れた際にはぜひ味わってみてほしいローカルフードです。

じゃじゃ麺をを味わえるお店は?

「白龍」(パイロン)本店
住所:盛岡市内丸5-15

調味料の配合を色々試すのが楽しいですよ!複雑濃厚な味になります!

食べるイベント「わんこそば」

画像:盛岡市のわんこそば

わんこそばは、岩手県を代表するユニークな食文化のひとつで、食べる楽しさとイベント性を兼ね備えた、まさに「体験型グルメ」として知られています。一口サイズのそばを小さなお椀で次々に提供され、食べ終わるたびに「はい、じゃんじゃん!」の掛け声とともにすぐさま次のお椀が差し出される光景は、観光客にも大人気の名物です。

このスタイルは、ただ空腹を満たすだけではなく、どれだけ食べられるかという挑戦心をかき立て、友人や家族、団体で訪れた際にも盛り上がる要素として機能しています。地元では「わんこそば大会」も開催されており、記録を競い合うイベントも存在します。

そば自体はシンプルながら香り高く、岩手の良質な水とそば粉で丁寧に打たれており、つゆなしでも美味しく味わえるように工夫されています。薬味としては、ネギやわさび、もみじおろし、漬物など多彩に用意されており、自分好みに味変しながら最後まで飽きずに食べ進めることができます。

また、わんこそばは一見するとただの大食いチャレンジのように見えますが、岩手の「おもてなしの心」や「食文化への敬意」が詰まった料理でもあります。数十杯、時には100杯を超えるような数を食べた際の達成感は格別で、旅の思い出として強く印象に残ることでしょう。

わんこそばを味わえるお店は?

「直利庵(ちょくりあん)」
住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1-12-13
電話: 019-624-0441

「嘉司屋」
住所:岩手県花巻市東町2-19
電話:0198-22-3322

100杯以上食べると記念札をくれるお店もありお腹が一杯になっても給仕が蕎麦をねじ込んでくる、食のスポーツです。

盛岡三大麺の一つぴょんぴょん舎 「冷麺・じゃじゃ麺セット」本場の味を自宅で再現!

贅沢な旨みを誇る「前沢牛」

引画像:前沢牛

前沢牛は、岩手県奥州市前沢地域で育てられる最高級の黒毛和牛で、その品質の高さから「和牛の中の和牛」とも称される存在です。国内外の品評会でも数々の賞を受賞しており、特にサシ(霜降り)の美しさと肉の甘み、そして口の中でとろけるような食感が特徴です。

厳しい基準をクリアした牛だけが「前沢牛」として認定されるため、その品質は常に安定しています。飼育環境も徹底されており、ストレスを極力与えないような環境下で、清らかな水と栄養バランスの取れた飼料を与えられ、愛情込めて育てられています。

前沢牛は、ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉など、どの調理法でもその持ち味を存分に発揮してくれます。特に軽く焼いたステーキでは、外は香ばしく、中はジューシーで、噛んだ瞬間に脂の甘みと旨みがじゅわっと広がり、まさに極上の口福が味わえます。

観光で岩手を訪れた際には、前沢牛を扱う専門店や高級旅館でその味を体験することができます。また、贈答用としても人気が高く、お中元やお歳暮など特別なギフトとしても選ばれています。

このように前沢牛は、ただ美味しいというだけではなく、地域の誇りであり、岩手の豊かな自然と生産者の努力が結晶した逸品です。高級志向の方にも満足いただける、まさに究極のご当地グルメと言えるでしょう。

【前沢牛】口の中でとろける旨味!岩手県産の高級和牛を使用したステーキセット

三陸の夏の主役「ほや」

画像:海のパイナップル(ほや)

「ほや」は、見た目のインパクトと独特な風味で知られる東北地方の名物海産物で、とくに三陸沿岸の岩手県でよく食べられています。外見はややグロテスクにも見えるかもしれませんが、内側にはクセになる味わいが詰まっており、地元の人々にとってはごく身近なごちそうです。

その風味は「海のパイナップル」と形容されるように、ほのかな甘みと、磯の香り、そしてわずかな苦味が調和した非常にユニークな味わいです。これが日本酒やビールなどとの相性が抜群で、おつまみとしての存在感を発揮しています。

ほやは生食(刺身)で食べるのが最もポピュラーですが、酢の物や塩辛、焼き物、炊き込みご飯の具としてもよく使われています。また、最近では加工食品として、干しほややほやの燻製なども販売されており、お土産としても注目されています。

旬の季節は初夏から夏にかけてで、この時期のほやは特に身が引き締まっており、味の濃さと弾力が一段と際立ちます。苦手意識を持たれる方もいますが、鮮度の良いほやを適切に調理すれば、その美味しさに驚かされること間違いなしです。

さらに、ほやは低カロリーかつ高たんぱくでミネラルも豊富と、健康志向の方にもおすすめできる食材です。岩手を訪れる機会があれば、ぜひ新鮮な「ほや」を地元の居酒屋や市場で味わってみてください。その個性あふれる風味が忘れられない体験になるはずです。

優しさが染みわたる「ひっつみ」

画像:岩手県の郷土料理「ひっつみ」

ひっつみは、岩手県の家庭料理として古くから親しまれてきた、温かくて優しい味わいの郷土料理です。小麦粉で作った生地をちぎって鍋に入れ、季節の野菜や鶏肉と一緒に煮込むことで、素朴ながらも深い味わいを楽しめる一品です。

料理名の由来は、小麦粉を練った生地を手で“ひっつまんで(=ちぎって)”鍋に入れることから「ひっつみ」と呼ばれるようになったと言われています。生地のもちもちとした食感と、具材から出る優しい出汁の味が絶妙にマッチして、身体も心もあたたまるような一杯になります。

具材は家庭や季節によってさまざまですが、一般的には鶏肉、大根、人参、ごぼう、しいたけ、ねぎなどを使い、醤油ベースや味噌ベースのスープで煮込まれることが多いです。特別な材料を使わず、日常の食材で作れるため、かつてはハレの日やお祝いごとのごちそうとしても登場していました。

また、ひっつみはその手作り感が魅力のひとつで、家族みんなで一緒に生地をちぎったり、具材を準備したりと、食べる前から楽しいコミュニケーションが生まれる料理でもあります。最近では観光地の食堂や道の駅などでも提供されるようになり、観光客にも人気が高まっています。

食べた人からは「懐かしい味」「おばあちゃんを思い出す」といった声が多く聞かれる、まさに心のふるさとの味と言えるでしょう。寒い季節には特にぴったりの一品で、身体を芯からあたためてくれる、岩手ならではのやさしさあふれる料理です。

甘さとしょっぱさの絶妙バランス「まめぶ汁」

画像:郷土料理まめぶ汁

まめぶ汁は、岩手県久慈市を中心に伝わるユニークな郷土料理で、小さな団子の中にクルミと黒砂糖を入れて煮込んだ、甘じょっぱい味わいが特徴の汁物です。全国的には、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で一躍有名になり、「一度食べたら忘れられない味」として多くの観光客が注目するようになりました。

この料理は、もともとは年中行事や法事など特別な日に振る舞われていたもので、特に北三陸地方の家庭では「おもてなし料理」として大切にされてきました。団子の中に甘い具材を入れるという珍しい調理法は、一見するとミスマッチのようですが、実際に食べてみると、コクのある醤油ベースの出汁と相まって、驚くほどバランスのとれた味わいになります。

スープの具材としては、しいたけ、にんじん、ごぼう、こんにゃく、豆腐などが入るのが一般的で、栄養バランスにも優れています。もちもちした団子の食感と野菜の旨みが溶け合い、じんわりと優しい味が口の中に広がります。冷えた体を温める冬のごちそうとしても重宝されています。

まめぶの名前の由来は、豆のように小さな団子「まめぶと」を指す言葉から来ており、子どもからお年寄りまで親しまれています。久慈市では「まめぶ汁」を提供する飲食店も多く、観光の際にはご当地グルメとしてぜひ味わってほしい逸品です。

また、最近では冷凍やレトルト商品も登場しており、お土産や家庭用としても人気が高まっています。初めて食べる方にとっては意外性のある味かもしれませんが、クセになる人も多く、「また食べたくなる」「じわじわハマる」とリピーターも続出しています。

南部せんべい|素朴な味と食感が魅力の岩手を代表する伝統菓子

画像:南部せんべい

南部せんべいは、岩手県北部から青森県南部にかけて伝統的に作られてきた焼きせんべいで、古くから地域の人々に親しまれてきた郷土菓子のひとつです。素朴な味わいと香ばしさ、そしてパリッとした軽やかな食感が特徴で、子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。

材料はいたってシンプルで、小麦粉と塩、水を練って鉄型で焼くだけという昔ながらの製法ですが、だからこそ職人の技が光ります。伝統的なプレーンタイプのほか、ごま、ピーナッツ、クルミなどを加えたバリエーションも豊富にあり、それぞれに異なる香ばしさと風味が楽しめます。

中でも「ごませんべい」は香り高く、「ピーナッツせんべい」は食感と甘みのバランスが絶妙で人気が高い一品です。また、最近では「チョコがけせんべい」や「カレー味」「チーズ味」など、現代のニーズに合わせた創作せんべいも登場しており、お土産としても非常に喜ばれる商品となっています。

さらに、八戸地方などでは、南部せんべいを料理に使う「せんべい汁」も人気です。硬いせんべいが煮込むうちにほどよくやわらかくなり、モチモチとした不思議な食感が味わえます。郷土料理とお菓子、両方の顔を持つのも南部せんべいの魅力です。

昔ながらの味を守る老舗から、斬新なアイディアを取り入れた新興メーカーまで、さまざまな店が個性豊かな南部せんべいを作り続けています。岩手県を訪れた際には、ぜひ地元の直売所やお土産店でお気に入りの一枚を見つけてみてください。どこか懐かしく、それでいて飽きのこない味わいに、心がほっとすることでしょう。

遠野流アウトドア料理「ジンギスカン」

画像:バケツジンギスカン

岩手県遠野市では、「バケツジンギスカン」と呼ばれるユニークなスタイルでジンギスカンを楽しむ文化があります。この方法は、ブリキ製のバケツに固形燃料を入れ、その上に南部鉄器製のジンギスカン鍋をセットして羊肉を焼くという、まさにアウトドア感満載の調理法です。家の庭先やガレージ、公園など、屋外ならどこでも手軽に本格的なジンギスカンが楽しめるのが大きな魅力。


さらに、遠野のジンギスカンは地元の新鮮な野菜と一緒に焼くことで、肉の旨みがより引き立ちます。ラム肉のジューシーさと野菜の甘みが絶妙にマッチし、食欲をそそります。遠野の人々にとっては、花見や運動会、地域のイベントなどで定番となっているこの料理スタイル。手軽さと美味しさを兼ね備えたバケツジンギスカンは、遠野の食文化を象徴する存在と言えるでしょう。

まとめ

岩手県には、盛岡三大麺のような定番グルメから、前沢牛や三陸の海の幸まで、自然と歴史が育んだ魅力あふれる名物がたくさんあります。わんこそばやまめぶ汁など、ユニークな食文化も楽しめるのが特徴です。地元ならではの味わいは旅の思い出にもぴったり。

岩手県のご当地グルメは、地域ごとの特色が色濃く反映されており、訪れる人々に新たな発見と感動を提供しています。旅行の際には、ぜひこれらの名物料理を味わってみてください。

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