流星群や日食・月食などの天体ショーは、いつ見てもワクワクします。世界中の人々が集まって空を見上げ、さまざまな思いにふけるイベントです。満月を見るだけでもワクワクするのに、それが巨大になるとなると、さらにワクワクしますね。しかも今年は、「スーパームーン」と皆既月食が重なるという、奇跡のような年なのです。これは絶対に見逃せませんね!
今回は2021年最大の「スーパームーン」×皆既月食の見える時間と方角を見逃さないためのポイントを紹介しています。
2021年「スーパームーン」のピーク時間と皆既月食の時間は?
2021年5月26日の夜には、今年最大の満月となる「スーパームーン」を観測することができます。
2021年5月26日 午後8時9分~25分まで
皆既月食の時間 午後8時11分~25分まで
国立天文台によりますと、月が欠けはじめるのは、26日の午後6時44分ごろで、午後8時9分すぎから、およそ19分間にわたって、影に完全に覆われる皆既月食となり、午後9時53分ごろに満月に戻るということです。
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国立天文台ほしぞら情報
2021年「スーパームーン」の地域別の見える方向・方角は?
天気は、例年晴と曇りが半々の確率です。雲が多いともしかしたら見えないかも知れません。
「東から南を通り西の方向」に移動します。
南の方角に高い建物の少ない場所で観測すると良く見えますよ!概ね日本全国の南東の空で観察することができるそうです。
スーパームーンの皆既月食は24年ぶり!
国立天文台によると、5月26日の満月は2021年で地球に最も近い満月だといいます。
この「スーパームーン」・・。1年で最も小さく見える満月と比べると、視直径(見た目の直径)が約14%大きく、約30%明るく見えるといいます。
日本で見られる「スーパームーン」の皆既月食は1997年9月以来約24年ぶりで、次回は2033年10月まで見られないと伝えています。
国立天文台では26日午後6時頃から公式YouTubeでライブ配信も行う予定。
公式YouTube
【ライブ配信】皆既月食(2021年5月26日)