新幹線が見える絶景カフェLAUBE(ラウベ)予約は取れる?高輪ゲートウェイMoNの最上階テラスが鉄道の聖地すぎる件

2026年3月28日、日本の鉄道史に刻まれる歴史的な一日がやってきました。

JR東日本が社運を賭けて進めてきた「高輪ゲートウェイシティ(TAKANAWA GATEWAY CITY)」がついにグランドオープンを迎え、その全貌が明らかになりました。

かつて車両基地が広がり、明治時代には海の上に線路を敷いた高輪築堤が存在したこの場所は、いまや最新のテクノロジーと豊かな緑、そして洗練された食文化が交差する未来都市へと変貌を遂げています。

数ある注目スポットの中でも、SNSを中心に爆発的な話題をさらっているのが、文化創造棟MoN Takanawa: The Museum of Narrativesの最上階に誕生したルーフトップダイニングLAUBE(ラウベ)です。

内覧会の段階から「新幹線が水面に浮かぶ」「鉄道ファンならずとも息を呑む絶景」と絶賛の声が上がっており、東京の新たなランドマークになることは間違いありません。

本記事では、このLAUBE(ラウベ)がなぜこれほどまでに注目を集めているのか、その正体から予約のコツ、メニューのこだわり、さらには周辺に眠る歴史遺構の楽しみ方まで、現地に足を運ぶ前に知っておきたい情報を徹底解説します。

SNSで話題!水面に浮かぶ新幹線が撮れるLAUBE(ラウベ)とは?

画像引用:株式会社WAT

LAUBE(ラウベ)という名前を聞いて、単なる駅前のレストランを想像している方は、その期待を良い意味で大きく裏切られることになるでしょう。ここは、単に食事を楽しむ場所ではなく、高輪という土地が持つ「鉄道の記憶」と「未来の景観」をダイナミックに融合させた、唯一無二の観覧席のような空間です。

最大の特徴は、テラス席の眼前に広がる広大なウォーターミラー(水盤)です。風のない日には、この水面が巨大な鏡となり、その先を走る東海道新幹線や山手線、京浜東北線の姿を鮮やかに映し出します。都会のビル群を背景に、真っ白な新幹線が水面を滑るように走り抜ける姿は、まさに現代の芸術。SNSで魔法のような写真が撮れると話題になるのも頷けます。

隈研吾デザインMoN Takanawaの6階に誕生した天空のダイニング

LAUBEが入居するのは、高輪ゲートウェイ駅から歩行者デッキで直結した「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」の最上階6階です。この建物自体のデザインを担当したのは、日本を代表する建築家・隈研吾氏。建物全体に木材が多用され、曲線を描くそのフォルムは、かつてこの地を吹き抜けていた海風の流れを体現しているかのようです。

6階という高さは、超高層ビルの展望台とは全く異なる魅力を持っています。地上約30メートル付近に位置するこのダイニングは、空を近くに感じながらも、地上の活気や鉄道の鼓動をダイレクトに感じられる絶妙な高さに設計されています。店内に一歩足を踏み入れれば、隈研吾氏らしい木の温もりを感じる内装と、三方をガラスで囲まれた開放感あふれる空間が広がります。

MoN(モン)という名称には、物語(Narratives)の門という意味が込められており、100年先へ文化を繋ぐ拠点としての役割を担っています。LAUBEはその最上階で、食という文化を通じて、訪れる人々に新しい物語を提供しているのです。

足湯に浸かりながら月見テラスでリラックス

MoN Takanawaには、LAUBE以外にも訪れるべき魅力的なスポットがあります。その一つが、江戸時代に高輪が二十六夜待ち(月見)の名所であったことにちなんで名付けられた月見テラスです。

ここには、なんと都会の真ん中で「足湯」を楽しめるスペースが設けられています。テラスからは、隈研吾氏がデザインした印象的な屋根の構造を間近に見ることができ、木の香りと温かいお湯に癒されながら、変わりゆく街の景色を眺めることができます。約100畳の広々とした畳スペースも併設されており、靴を脱いでリラックスできる空間は、歩き疲れた来街者にとって最高の休息場所となるでしょう。

6階に上がると、この鉄道ビューを眺めながら草木に囲まれた半屋外空間「足湯テラス」で足湯に浸かれる。さらに、「月見テラス」と名付けられたスペースに配された水盤の水面には、季節や時間とともに変わる月の表情が楽しめる。都会の風を感じながら、行き交う電車と水面を眺める贅沢な時間は、東京でもここでしか味わえないだろう。

MoN Takanawa: The Museum of Narratives
画像引用:タイムアウト東京

足湯に浸かりながら、かつてこの場所が海であり、蒸気機関車が白い煙を上げて走っていた時代に思いを馳せる……。そんな、時空を超えた贅沢な体験こそが、高輪ゲートウェイシティの真の楽しみ方かもしれません。

なぜ新幹線と同じ目線なの?鉄道ファンが絶賛する理由

鉄道ファンたちが「ここは聖地だ」と口を揃えて絶賛する理由は、その圧倒的な「距離感」と「角度」にあります。通常、鉄道が見えるカフェやレストランは、線路を真下に見下ろす「俯瞰型」か、フェンス越しに見上げる「地上型」のどちらかが一般的です。

しかし、LAUBEからの景色はそのどちらとも異なります。6階という高さは、東海道新幹線が走る高架橋よりもわずかに高い位置にあり、座席に座った時の視線が、ちょうど新幹線の屋根や窓のラインと並走するような形になります。これにより、新幹線が加速していく際のスピード感や、車体のディテール、さらには山手線の車両が複雑に入れ替わる様子を、まるでジオラマを間近で見ているような感覚で楽しむことができるのです。

特に、ドクターイエロー(新幹線電気軌道総合試験車)などの希少な車両が通過する際には、ウォーターミラーへの反射も含めて、ここでしか撮れない「奇跡の一枚」を狙うことができます。時間帯によって変化する光の当たり具合や、夜間に車内から漏れる明かりが水面に揺れる様子は、何度訪れても飽きることのない魅力に満ちています。

LAUBE(ラウベ)の予約方法と気になるメニュー

これだけの絶景スポットとなれば、気になるのは予約が取れるのかという点です。2026年3月28日のグランドオープン以降、週末を中心に予約が殺到しており、ふらりと立ち寄って入店するのは非常に困難な状況が続いています。ここでは、賢く予約するための方法と、テラス席を確保するためのポイントを解説します。

テラス席の指定はできる?確実にウォーターミラー側へ座る方法

LAUBEの座席は、大きく分けて屋内ダイニングエリアと屋外テラスエリアの2つに分かれています。新幹線の反射(ウォーターミラー)を最大限に楽しむのであれば、当然ながら屋外のテラス席が特等席となります。

  • 店名: LAUBE(ラウベ)
  • 場所: MoN Takanawa: The Museum of Narratives 6階
  • 住所: 東京都港区三田3-16-1 MonTakanawa6階
  • 開業日: 2026年3月28日(土)
  • 営業時間: 10:00〜22:30(L.O. 22:00)
  • 定休日: 館の休館日に準ずる
  • 座席数: 79席(屋内48席・屋外31席)
  • SNS/予約Instagram @laube_2026

現在の予約システム(主に公式サイトや提携の予約プラットフォーム)では、座席のエリア選択が可能です。ただし、テラス席は非常に人気が高いため、希望日の数週間前から予約枠が埋まってしまう傾向にあります。また、当日の天候(強風や豪雨)によってはテラスの使用が制限され、屋内席への案内となるリスクがある点も留意しておく必要があります。

予約の際のコツは、東向きに開けたテラスの特性を活かし、順光となる午前中からお昼過ぎを狙うか、ドラマチックな夕景から夜景へと変わるマジックアワーを選択することです。夜間は水面への写り込みがより鮮明になり、都会の夜景と相まって非常にロマンチックな雰囲気を楽しめます。

Blue Bottle出身者が手掛けるこだわりの味

LAUBEを運営するのは、日本のカフェ文化に革命を起こしたBlue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)やDandelion Chocolate(ダンデライオン・チョコレート)の日本上陸を主導した石渡康嗣氏が率いる株式会社WATです。そのため、単なる景色の良い店に留まらず、提供される料理やコーヒーのクオリティも極めて高いのが特徴です。

LAUBEでは、WATが自ら手がけて積み上げてきたクラフトフード各店のこだわりが活かされています。週末の夜は「クラフトナイトテラス」として、都心の夜風とともにクラフトドリンクとライトミールを提供します。

🔖テイクアウト: 都会のピクニックや、旅の始まりを彩るボックスセット。屋外テラスと屋上の「MoNファーム」でそのまま広げられるピクニックセットも展開予定です。

🔖ベーカリー・アイスクリーム: 蔵前・本所の「Marked」と連携した、素材の個性が際立つ焼き立てパンや旬の素材のアイスクリームを提供。屋上の風と光の中での味わいは、ここでしか体験できないものです。

🔖コーヒー: 「Coffee Wrights」が厳選し、丁寧に焙煎した一杯。テラス席でゆっくりと時間をかけて飲む、その余白もLAUBEの楽しみ方のひとつです。

🔖アフタヌーンティー: 季節の素材を使ったアフタヌーンティーセットを提供。MoNでの鑑賞の余韻を静かに手元に引き寄せながら、都市の景色とともに過ごす午後のために。スイーツからセイボリーまで、LAUBEならではの構成でお楽しみいただけます。(近日提供開始)

特にコーヒーは石渡氏のバックグラウンドを活かした高品質な豆が使用されておりテラスで風を感じながら飲む一杯は、これまでのコーヒー体験を更新してくれるはずです!

歴史オタクも唸る!150年前の鉄道遺構「高輪築堤」を体感するルート

高輪ゲートウェイシティを訪れるなら、最新の施設だけでなく、その足元に眠る歴史についても知っておくべきです。この地は1872年(明治5年)、日本で初めて鉄道が開通した際、当時の高い技術を駆使して海の上に線路を敷くための堤防「高輪築堤」が築かれた場所です。

LAUBEが入るMoN Takanawaの周辺や、シティ内の各所には、この高輪築堤を保存・活用するための工夫が凝らされています。最新のビル群の合間に、150年以上前の石積みの技術を垣間見ることができるのは、世界中を探してもここだけの体験です。

高輪築堤(たかなわちくてい)は、1872年の日本初の鉄道開業時に、当時の国防上の理由から海上に敷設された約2.7kmの鉄道土台です。2019年の高輪ゲートウェイ駅周辺の再開発で石垣が発見され、2021年に国史跡に指定。第7橋梁などの一部が現地保存され、2027年度から2028年春の公開に向けて整備が進んでいます。保存活用計画について具体的には、発掘時に滅失していた欠損部築石、盛土、バラスト、レール、橋梁等の再現を検討。かつての築堤ライン上は、現地で発掘された築石を活用したランドスケープとする。また、ARやVR等を活用した開業当時の鉄道が走る景観の再現等を検討する。

(※引用:Impress Watch /ウイキペディア

     

2028年公開予定の第7橋梁を先取りチェック!

今回の全面開業で、高輪ゲートウェイシティはほぼ完成の域に達しましたが、プロジェクトにはまだ続きがあります。それが、出土した高輪築堤の中でも特に重要な「第7橋梁」部の現地保存と公開です。

現在、リンクピラー2の1階にあるギャラリーTHE FIRST RAILWAY PROJECTでは、発掘調査の記録映像や、精巧な模型、実際に使用されていた石材などが展示されています。2028年春の全面公開に向け、どの位置に橋梁が保存されているのか、現在の建物との位置関係を把握しておくと、次回の訪問がより楽しみになります。

LAUBEのテラスから眼下の鉄道網を見渡し、その後ギャラリーで明治時代の海の線路の歴史に触れる。この新旧の鉄道体験をセットにすることで、高輪ゲートウェイという場所の重みをより深く理解することができるでしょう。

まとめ:東京の新しい景色をその目に焼き付けて

高輪ゲートウェイシティのグランドオープンは、単なる商業エリアの誕生ではなく、東京という都市が歴史を継承しながら、いかに進化するかを示した記念碑的な出来事です。

その象徴ともいえるLAUBE(ラウベ)で過ごす時間は、視覚的な美しさと、食の喜び、そして歴史への畏敬の念が同時に押し寄せてくる、非常に濃密なものになるはずです。新幹線が水面に映るその一瞬、150年前の石積みが物語る力強さ、そして最新の建築が提供する居心地の良さ。そのすべてが、あなたを待っています。

週末の予約は争奪戦となりますが、平日や夜の時間帯を狙えば、比較的スムーズにその魅力を体験できるチャンスはあります。

まずは専用アプリや公式サイトをチェックして、この未来の特等席を予約することから始めてみてはいかがでしょうか。

東京の空の下、新幹線と同じ目線で過ごす特別なひとときが、あなたの日常を少しだけ豊かにしてくれることをお約束します。

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