仕事帰りや夕食の準備をするとき、スーパーの惣菜コーナーは本当に便利ですよね。
揚げ物や煮物、サラダまで並んでいるのを見ると、ついつい手が伸びてしまいます。
でも、閉店間際に棚を見ると、まだたくさんの惣菜が残っているのを目にすることがあります。
正直なところ、あの大量の売れ残りは一体どこへ行ってしまうのだろう?と疑問に思ったことはありませんか?
「もったいない」という気持ちと、「もしかして安く手に入れられるのでは?」という期待が入り混じります。
この記事では、このスーパーの惣菜売れ残り問題の裏側と、私たちが賢くお得に、そして環境に優しく買い物をするための方法を紹介します。
📌記事のポイント
- スーパーの惣菜は売場維持と鮮度のため大量に作られ、売れ残りが大きな食品ロスとなり、経済的・環境的負荷を生んでいる。
- 廃棄削減のため、多くのスーパーは発注調整を工夫しつつ、閉店間際(18時半~21時頃)に見切り品として割引販売を実施している。
- 消費者は割引のピーク時間帯を賢く狙い、本当に消費できる量だけを購入することで、お得に買い物しつつ食品ロス削減に貢献できる。
目次
スーパーの惣菜売れ残りはどこへ行く?

なぜ惣菜は大量に作られるのか?
実をいうと、スーパーが惣菜を大量に作るのには、ちゃんと理由があるんです。
一つは売場を賑やかに見せるため。
お客さんがお店に入ってきたとき、棚がスカスカだと、魅力がないと感じてしまいますよね。
特に夕食前のゴールデンタイムには、種類豊富にズラッと並んでいることがこのお店は活気があるという印象につながるのです。
もう一つは、鮮度を保ちたいという思いです。
スーパー側は、お客さんにできるだけ出来立てに近いものを買ってほしいと考えています。
そのため、ピークタイムが終わる直前まで、少しずつ追加で作り足すことが多い。
この品揃えを維持する努力こそが、結果として売れ残りが発生する大きな原因になっています。
消費者が抱く疑問:捨てちゃうの?持って帰れるの?
閉店時間が迫るにつれて、惣菜の数が減っていく様子を見ると、私たちは考えます。
「この残ったものは、本当に全部捨てられちゃうのかな?」
「誰か持って帰れないのかな?」…と。
この疑問は、現代の大きな社会問題である食品ロス 削減に直結しています。
毎日膨大な量の食べ物がまだ食べられる状態にもかかわらず廃棄されている現実を知ると、私たち消費者も他人事ではいられません。
スーパーの惣菜廃棄の実態と食品ロス問題
惣菜が売れ残りとなる具体的なタイミング
惣菜が「売れ残り」と判断されるタイミングは、賞味期限や消費期限が迫ったときです。
特に惣菜は調理済みなので、日持ちがしません。
翌日まで持ち越すことが難しい商品が多いのです。
大抵の場合、夕方の特売時間(18時~20時)に売れなかったものが、廃棄候補になってしまいます。
この、まだ十分食べられるものがゴミになってしまう瞬間を見ると、本当に心が痛みますね。
これが、私たちが直面しているスーパー 惣菜廃棄の現実なのです。
廃棄処理にかかる費用と環境負荷の現状
廃棄処分は、ただ「もったいない」で終わる話ではありません。
スーパー側にとっては、売れなかった分の原材料費はもちろん、廃棄物として処理するための費用(ゴミの回収費)もかかってしまいます。
つまり、廃棄は経済的な損失でもあるわけです。
そして、地球環境への負荷も見逃せません。ゴミを焼却する際には二酸化炭素が発生し、地球温暖化の一因となってしまいます。
だからこそ、廃棄を減らすことが、環境保全の観点からも急務なのです。
廃棄を減らすためのスーパー側の努力
もちろん、スーパーも手をこまねいているわけではありません。
AIを活用して過去の販売データや天候を分析し、より正確な発注量を予測しています。
また、調理済みの惣菜ではなく、すぐに温められる半加工品(ミールキット)に力を入れるなど、製造方法そのものを工夫し、少しでも食品ロスを減らそうと努力しています。
捨てちゃう前に実施される具体的な対策
では、いよいよ本題です。
捨てられてしまう前に、スーパーはどうにかして売り切ろうと頑張っています。
その対策こそが、私たち消費者にとって最大のチャンスとなるのです。
多くのスーパーが導入する「割引制度」とは?
✅割引が始まる時間帯と割引率の傾向
多くの人が知っている対策が、言わずと知れた「割引シール」です。
スーパーによって差はありますが、割引が始まるのは、一般的に客足が落ち着き始める時間帯。
だいたい18時半から20時頃にかけて、まず「2割引き」や「3割引き」のシールが貼られ始めます。
そして、閉店が近づく21時前後になると、いよいよ「半額」シールが登場するケースが多いです。
もちろん、これはその日の売れ行きや商品の種類によって前後するので、確実な時間帯を見極めるのが見切り品 時間帯戦略の鍵となります。
✅見切り品・半額シールを狙うメリットと注意点
半額シールは、お財布に優しいのはもちろん、食品ロス削減に貢献できるという喜びもあります。
私も以前、閉店間際に大好きなエビフライと海藻サラダが半額になっているのを見つけた時は、心の中でガッツポーズをしましたよ!
ただ、ここで私の失敗談を聞いてください。
ある日、半額になっているのをいいことに、唐揚げパックを3つも買ってしまったことがありました。
その日は食べきれず、翌日も無理して食べたものの、結局3つ目は少し傷んでしまい、泣く泣く捨てる羽目に…。
結局、割引品を買う目的はロス削減なのに、私が家庭内でロスを生み出してしまったのです。
割引価格に飛びつく前に、本当に今日、明日で消費できる量なのかを冷静に見極めるのが非常に大切だと痛感しました。
従業員による「持ち帰り」は可能なのか?
従業員が売れ残りを持ち帰ればいいのにと思う方もいるかもしれません。
しかし、多くのスーパーでは、従業員による売れ残りの持ち帰りは厳しく禁じられています。
これは、コンプライアンス(法令遵守)の問題があるためです。
持ち帰りOKにしてしまうと、従業員が意図的に売れ残りを増やそうとする不正につながる可能性があるからです。
持ち帰りではなく、定められた手順で廃棄するのが現状なのです。
フードバンクや連携団体への寄付の可能性と課題
割引シールを貼っても売れ残ってしまった場合、最後の手段として「寄付」が考えられます。
フードバンクや地域の福祉施設と連携し、まだ消費期限に余裕がある商品を寄付する取り組みを導入する企業が増えてきました。
これは本当に素晴らしい取り組みなのですが、課題もあります。
それは、寄付先の受け入れ体制や、冷蔵・冷凍が必要な惣菜を安全に運搬・管理する難しさです。
特に生鮮品は時間が勝負なので、連携がスムーズでないと寄付が成立しないこともあります。
売れ残り惣菜をお得に賢く手に入れる方法
廃棄の現状を知った今、私たち消費者はどう行動すべきでしょうか?
単なる節約だけでなく、環境意識を持った賢い消費者になるための戦略をいくつかご紹介します。
割引商品を最大限活用するための時間帯戦略
先に述べた通り、割引のピークを逃さないことが重要です。
毎日同じ時間に買い物に行くのではなく、少し時間をずらして狙いましょう。
夕食の買い物なら19時半以降、夜食や翌朝のお弁当の準備なら21時以降がチャンスです。
お住まいの地域のスーパーが、何時に店内の見切り作業を始めるのか、数日間観察してみることをおすすめします。
この「マイ・スーパーの割引時間」を知っているだけで、驚くほどお得になりますよ。
フードロス削減アプリの活用
最近はテクノロジーの力で食品ロスを減らす動きが加速しています。
フードロス アプリを使えば、閉店間際になってしまったけれど、まだ美味しく食べられるパンや惣菜を、お得な価格で予約購入できます。
TABETE(タベテ)のようなアプリは、スーパーだけでなく、地域のパン屋さんやレストランとも連携しています。
お店のロスを減らしたいという思いと、お得に美味しいものが食べたいという私たちのニーズがバッチリ合致した、素晴らしいサービスです。
もしお近くで導入しているお店があったら、ぜひ試してみてください。
規格外野菜・食品の通販サービス
実は、
形が悪い
サイズが不揃い
…それだけで、まだ食べられる野菜や食品は大量に捨てられています。
味も品質も同じなのに、です。
そこで見つけたのが、行き場を失った食材を直接届けてくれるこのサービス。
✔ 新鮮
✔ たっぷり
✔ しかも安い
「え、これで十分じゃん」が正直な感想でした。
使い始めてから変わったこと👇
・食費が自然と下がった
・冷蔵庫がごちゃつかない
・食材を捨てなくなった
・なんか良いことしてる気分
我慢ゼロなのに、ちゃんと意味のある選択。
フードロス削減って意識高い人がやるものって思ってたけど違いました。
「ちょっと得したい」
…その気持ちだけでいい。
結果的に、地球にも家計にもやさしい👇
▶︎ 捨てられるはずだった食材を救う
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(なくなり次第終了のことも多いです)
賢い「見切り品」の選び方と安全な保存・消費のコツ
見切り品を買う際は、単に安いからと飛びつかないようにしましょう。
鮮度をしっかりと確認することが大切です。
- 揚げ物:衣がベタついていないか、油の酸化臭がしないか。
- サラダ:野菜の色が変色していないか、水っぽくなっていないか。
もちろん、当日中に食べ切ることが前提です。
もし食べきれない場合は、買ってきたらすぐに冷凍保存できるものを選びましょう。
例えば、ポテトサラダは難しいですが、煮物やハンバーグなどは冷凍が可能です。
冷凍できるから大丈夫という余裕を持った買い物をすると、心にもゆとりが生まれるでしょう。
食品ロス削減に向けたスーパーと消費者の役割
スーパーが進めるサステナブルな取り組み事例
スーパーの中には、売れ残った野菜くずや魚のアラなどを堆肥化したり、家畜の飼料に加工したりする取り組みを積極的に行うところも出てきました。
ただ捨てるのではなく、資源として循環させるサステナブルな経営への転換が進んでいます。
私たちが家庭でできる食品ロス削減の行動
お店の努力も大切ですが、私たち一人ひとりの行動が大きな変化を生みます。
家庭でできる食品ロス 削減の行動とは何でしょうか?
それは、計画的な買い物に尽きます。
週に一度、冷蔵庫の中身を確認し、使い切る予定の食材だけを買う。
そして、もし見切り品を買うなら、冷蔵庫の既存の食材を優先的に使う献立を考える。
この小さな積み重ねが、大きなロス削減につながります。
スーパーの惣菜売れ残り問題に関するFAQ
Q1. スーパーの売れ残った惣菜は、本当にすべて廃棄されてしまうのでしょうか?廃棄されるのは具体的にいつ頃ですか?
A1. 多くの惣菜が廃棄候補となり、特に夕方の時間帯が重要です。
多くの惣菜は調理済みで日持ちがしないため、翌日まで保存するのが難しいことがあります。閉店時間が近づくと、夕方の特売時間(18時~20時)に売れ残ったものが廃棄されることがあります。消費期限が迫っているにも関わらず、まだ食べられる状態であることも多いです。
Q2. 食品ロスが問題になっているのに、なぜスーパーは売れ残るほど大量の惣菜を作り続けるのでしょうか?
A2. 「売場の魅力維持」と「鮮度への配慮」という二つの理由が背景にあります。
まず、売場が賑やかに見えるようにするためです。棚が空っぽだと、お客さんがお店の雰囲気が良くないと感じてしまいます。特に夕食前のピークタイムには、多彩な種類の惣菜が並んでいることがお店の魅力となります。また、できるだけ新鮮な商品を提供したいという思いもあります。そのため、ピークタイム終了直前まで、少しずつ追加して作り足す努力をしています。
Q3. 惣菜の廃棄は「もったいない」だけで終わらず、スーパーや社会にとってどのような負担となっているのですか?
A3. 廃棄は経済的な損失であると同時に、環境への大きな負荷も発生させています。
惣菜の廃棄は、単に「もったいない」で終わる問題ではありません。スーパーは売れ残った食品の原材料費だけでなく、廃棄物処理にかかる費用(ゴミの回収費)も負担しなければなりません。また、廃棄物を焼却処分する際には二酸化炭素が発生し、地球温暖化の原因となります。食品ロス削減は環境保護の観点からも急務とされています。
まとめ
スーパーの惣菜売れ残り問題は、お店側の都合と私たちの消費行動が密接に関わっている複雑な問題です。
廃棄の現状を知ると、「もったいない!」という気持ちが強く湧き上がってきます。
私が思うに、半額シールを待って買うことは、決して貧乏くさい行為ではありません。
むしろ、それは賢く、地球に優しい消費者の証だと思っています。
私たちは、美味しさと、環境への配慮、そしてお財布への優しさを同時に追求できる時代に生きているのですから、このチャンスを逃す手はありませんよね。
さあ、次にスーパーへ行ったら、割引の時間帯をチェックしてみてください。
そこには、私たちと地球、そしてスーパーの三者が笑顔になれる、素敵なチャンスが待っているはずです。
私はこれからも、見切り品ハンターとして、楽しく、そして賢く買い物を続けていくつもりです。

